初沢 亜利(はつざわ あり、1973年7月28日 - )は、フランス・パリ生まれの日本の写真家[1]。
港区立青山中学校、暁星国際高等学校を経て、上智大学文学部社会学科卒業[1]。
第13期写真ワークショップ・コルプス修了後、イイノ広尾スタジオに勤務したのち写真家としての活動を始める[1]。
小学生時代に森の木児童合唱団に所属し、子役として数々の舞台に立った。小学生4年時にはディズニー映画『ピノキオ』の日本語吹き替え版でピノキオ役を務めた。
大学時代には写真部に所属。卒業までに撮影した処女作「Tokyo Poesie」が太陽賞の最終候補作品となり、その後東京新聞にて150回の連載を行う。
2002年12月、新右翼団体「一水会」代表の木村三浩に新宿ゴールデン街で、イラク戦争直前のバグダッドでの反戦活動の参加を打診され、2003年2月にバグダッドに訪問。戦後の6月にも再訪し、8月に「Baghdad2003」(碧天舎)を出版した。
写真家となってからは六本木男声合唱団倶楽部のトップテノールとしての活動も行っていた。
2016年に再び北朝鮮へ訪問し、2018年5月 写真集「隣人、それから。38度線の北」(徳間書店)を出版した。
2022年、日本3大写真賞のひとつである「林忠彦賞」を受賞した[2]。
2023年4月17日、俳優・脚本家・小説家の中江有里と結婚していた事を文春オンラインが報じた[3]。