佐布里池(そうりいけ)は、愛知県知多市佐布里にある愛知用水の調整池[1]。
概要
1965年(昭和40年)5月に竣工した。独立行政法人水資源機構が管理する佐布里ダムの調整池であり、隣接する知多浄水場から知多市・東海市・阿久比町・東浦町へ工業用水を供給している[広報 1]。
この用水路の通称名
池の特徴
池の周囲には佐布里梅などの梅25種約4,900本が植えられている[2]。
この池は、知多半島の観光スポットの一つとなっている。
池周辺の施設
佐布里緑と花のふれあい公園
池の周囲には梅林があり、佐布里梅と呼ばれる梅(桃の木に梅を接ぎ木して作り出した品種[1])が約1,800本植えられている。池の北部には「佐布里緑と花のふれあい公園(愛称:梅っ花そうり)」という公園があり、公園内の「梅の館」では、梅に関する情報を紹介しているほか、レストラン、売店、体験工房などが置かれている。
- 入園料:無料
- 開園時間:午前9時~午後5時
- 休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始
水の生活館
水道の仕組みや歴史などが学べる水の資料館。
- 入園料:無料
- 開園時間:午前10時~午後4時
- 休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、なお水道週間(6月1日~6月7日)と梅祭り期間中の月曜日は開館。
耐震補強工事
2019年(平成31年)1月下旬から約2年間、水を抜いて耐震補強工事を実施している[3]。
ギャラリー
アクセス
佐布里池緑と花のふれあい公園
水の生活館
- 名鉄常滑線 朝倉駅から、知多バス:岡田線「東岡田」行きに乗車、「東岡田」停留所下車、徒歩で約10分。
脚注
出典
- ^ a b 長谷部正 (2016年1月31日). “知多半島 宝モノ語り 知多の佐布里梅 台風禍から再興し結実”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 22
- ^ 長谷部正 (2017年1月14日). “暖冬 梅が続々開花 知多 佐布里池一帯の名所”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多総合版 17
- ^ “「佐布里池耐震補強工事起工式」を開催します” (PDF). 愛知県. 2019年4月13日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
関連項目
外部リンク
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