佐々木 亜希子(ささき あきこ、1972年2月23日 - )は、山形県酒田市出身の活動弁士。NHKの元契約キャスター。視覚障碍者向けの活動に熱心で、その10年来の活動を買われて、活動弁士としてアニメ映画『君の名は。』に視覚障碍者向けガイド(目に見えない人向けに写った映像を、音声で案内する目の代わりの仕事)を行ったことで知名度を上げた[1][2]。
経歴
山形県立酒田東高等学校を経て埼玉大学教養学部を卒業後、NHK山形放送局に契約キャスターとして採用され、夕方のニュース番組などを担当[3]。
3年の契約満了後フリーとなるが[3]、亡き松田春翠の弟子であった女性活動弁士・澤登翠の門下生となる。2000年12月、東京キネマ倶楽部で活動弁士としてデビュー。2010年にはNPO法人「Bmap」を立ち上げ、バリアフリー映画の普及活動を積極的に行っている[4]。
主な活動記録
メディア出演
NHKキャスター時代のものを含む。
著書
出典
- ^ 活動弁士 佐々木 亜希子のBLOG 『君の名は。』音声ガイドやってます
- ^ 佐々木 亜希子 君の名はの音声ガイドで2017年8月20日朝日新聞「文化の扉」に掲載(株)ワイ・プランニング(2017.8.25掲載)
- ^ a b “観客魅了する“活弁”を紹介 志して20年、佐々木さん(酒田出身)が著書出版”. 山形新聞. (2020年1月27日). https://www.yamagata-np.jp/news/202001/27/kj_2020012700459.php 2020年1月31日閲覧。
- ^ “現代に生きる活動弁士・佐々木亜希子”. まいど in Japan (2013年3月2日). 2014年12月25日閲覧。
外部リンク