住田 萌乃(すみだ もえの、2008年〈平成20年〉3月29日 - )は、日本の女優、元子役[1]。
大阪府生まれ[2]、兵庫県出身[注 1]。ジョビィキッズプロダクション所属。音楽ユニット「Foorin」の元メンバー。
来歴
母がDVDで見ていた『Mother』で芦田愛菜の演技に感銘を受け、3歳から芦田と同じジョビィキッズプロダクションに所属して子役として活動を開始する[2]。2013年(平成25年)、5歳の時に『たべものがたり 彼女のこんだて帖』でデビューし、複数のオーディションに合格してドラマやCMに出演した[2]。『Woman』で主演・満島ひかりの、『家族狩り』で主演・松雪泰子の幼少期を演じ、『明日、ママがいない』では芦田とも共演を果たす[2][3][4]。
2014年度(平成26年度)後期のNHK連続テレビ小説『マッサン』に出演しマッサンとエリー夫妻の養女・亀山エマの幼少期を演じ、豊かな表情や細かなしぐさなどの感情表現が評価された[2][3][4]。その後も『視覚探偵 日暮旅人』、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』などに出演している[3][5]。ギブスンの戯曲『奇跡の人』を翻案した文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門大賞受賞作『奇跡の人』では、生まれながらに目と耳が不自由な子どもという難役を演じて「演技派子役」とも称される[6]。2019年(令和元年)度後期のNHK連続テレビ小説『スカーレット』では戸田恵梨香演じるヒロインの末妹・川原百合子の少女期を演じる[7]。
一方で、2018年(平成30年)より、東京2020公認プログラムである「〈NHK〉2020応援ソングプロジェクト」による応援ソング『パプリカ』を歌う、米津玄師により結成された小学生5人のユニット「Foorin(フーリン)」のメインボーカルを務めていた[注 2][8]。「Foorin」メンバーとして2019年(令和元年)末の『第61回日本レコード大賞』にて日本レコード大賞を受賞してりりこ、ちせとともに同賞史上初の小学生での受賞者となり[9]、さらに『第70回NHK紅白歌合戦』にも出演した[10]。
人物
出演
テレビドラマ
配信ドラマ
その他のテレビ番組
映画
吹き替え
CM
脚注
注釈
- ^ 『マッサン メモリアルブック』111ページに「2008年生まれ、兵庫県出身。」と表記されている。また、2015年11月14日放送『メレンゲの気持ち』にゲスト出演した際、本人が公言している。
- ^ 「もえの(小5)」名義で活動していた。
出典
外部リンク