伊吹 秀明(いぶき ひであき、1961年 - )は、北海道富良野市出身の著作家。
SFファンジン「パラドックス」に参加[1]。大出秀明名義で1987年から編集人となり、企画ごとに書き手をつのるオープン制ファンジンとする[1]。1989年、特集「幻想の透視図」が第8回SFファンジン大賞の候補となる[1]。1990年、特集「スペースオペラ」が第9回SFファンジン大賞およびアート部門を受賞[1]。1994年、特集「サイエンス・フィクション」「アイデア・フェテシズム」が第13回SFファンジン大賞受賞、別冊「ヴィジョンズ・オブ・ユニバース」が同賞アート部門を受賞[1]。1998年、「特集ネコSF」が、第17回SFファンジン大賞・評論部門を受賞[2]。
同誌からは岡本賢一、日高トモキチ、木川明彦、藤川純一らが輩出した。
スタジオ・ハード勤務時、1986年から大出光貴名義で双葉社の冒険ゲームブックシリーズにて『グラディウス 未知との戦い』『ルパン三世 灼熱の監獄島』『桃太郎伝説』『桃太郎電鉄』『ファンタシースター』『ファンタシースターII 還らざる時の終わりに』等、1992年にケイブンシャの大百科にて甲竜伝説ヴィルガストの短篇小説などを執筆する。
退社後は1993年から伊吹秀明名義で架空戦記、SF、ライトノベルなどの小説単行本を上梓。「歴史群像」「別冊宝島」「ミリタリー・クラシックス」「MC☆あくしず」などの雑誌やムックでも執筆活動を行っている。
※大出光貴名義で執筆。