伊勢 貞経(いせ さだつね)は、室町時代の人物。
伊勢貞行の長男。父の死後、応永17年(1410年)から政所執事として将軍足利義教に仕えたが、義教の政策を批判して[1]永享3年(1431年)に失脚させられた。家督を弟の貞国[2]に譲った後に吉野を隠居領として与えられて[1]吉野氏を称したという[3]。
真正極楽寺などで行われる十夜法要の発端とされる霊夢を見たのは弟の貞国とするのが通説だが、貞経とする説もある[4]。
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