江戸時代に陸奥国にあった、伊達氏を藩主とする仙台藩の役職について、記載する。諸藩同様に江戸幕府に準じた職名もあるが、独自のものも見られる。仙台藩の役職についての史料に『司属部分録』がある。以下は『司属部分録』を原典に、『仙台市史 通史4 近世2』や『仙台市史 通史5 近世3』に掲載されている江戸後期の職制図に記載されている役職に他書の説明を付け足した。
『宮城県姓氏家系大辞典』に掲載されている仙台藩の職制の部分の追記については、(宮)と表記した。
なお、役列は家格と役職の格式を総合して見た序列を指す。諸藩同様に各役職に見合った役高があり、それに見合わない家格の藩士が就任する場合は在任中に不足分を役料という形で支給するという足高に似た制度がある。
家格の最高位である、「一門」は、職制上の役職には就任できない。(宮)
なお、龍ヶ崎奉行が一時廃止されて、職務が郡奉行の兼務になるなど、江戸時代の間に役職の改廃増減が行われたり、財政改革の一環として兼務での登用を行っている場合もある。
以下の役職は仙台市史の組織図で奉行直下に位置づけられているもの。 『宮城県姓氏家系大辞典』記載の追記部分は(宮)と末尾に表記。
以下の役職は仙台市史の組織図で若年寄直下に位置づけられているもの。 『宮城県姓氏家系大辞典』記載の追記部分は(宮)と末尾に表記。
以下の役職は仙台市史の組織図で出入司支配直下に位置づけられているもの。 『宮城県姓氏家系大辞典』記載の追記部分は(宮)と末尾に表記。
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