京都市勧業館(きょうとしかんぎょうかん)は、京都府京都市左京区にある、イベント会場である。通称:みやこめっせ。1996年(平成8年)に建てられた建物は川崎清の設計で、平安建都1200年記念事業の一つとして建設された。また、館内は常設展示(京都伝統産業ミュージアム、日図デザイン博物館)とイベント用の複数の展示場、会議室などがある。展示場の延べ面積は京都府で最大。
歴史
前身の京都市立勧業館は、1937年(昭和12年)10月に竣工[1]、1991年(平成3年)11月30日に閉館した[2]。その後建て替えが行われ、現在の建物は1996年(平成8年)5月8日に完成式が行われた[3]。「みやこめっせ」という愛称は、平安建都1200年記念事業として公募した結果、2685点の応募の中から選ばれた[4]。
岡崎公園の勧業館としては、1911年移築の第一勧業館、1913年建設の第二勧業館に遡ることができる。現在の施設は、1934年の室戸台風により倒壊した第二勧業館の跡地に建てられている[5]。
施設
概要
みやこめっせ地下1階・ウェルカムホール[6]
京都伝統産業ふれあい館
「展示場」、「会議室・工芸実技室」、「美術工芸ギャラリー」、「日図デザイン博物館」、「京都伝統産業ミュージアム」、「カフェレストラン(閉店改装中)」、「京都伝統産業ミュージアムショップ」から構成される[6]。
展示場
- 第3展示場(3F)全面 4,000m2/半面 2,000m2
- 第2展示場(1F)全面 3,800m2/半面 1,900m2
- 第1展示場(B1F)全面 1,480m2/半面 740m2
- 特別展示場(B1F)全面 370m2(A面200m2、B面170m2分割可)
会議室・工芸実技室
いずれも地下1階。
- 大会議室 面積 182m2/規模 120名収容
- 第1会議室 面積 52m2/規模 24名収容
- 第2・3会議室 面積 104m2/規模 48名収容
- 特別会議室 面積 36m2/規模 16名収容
- 工芸実技室 面積 104m2/規模 48名収容
美術工芸ギャラリー
- ギャラリーA室(西館2F)54m2
- ギャラリーB室(西館2F)59m2
京都伝統産業ミュージアム
京都伝統産業ふれあい館が2019年に閉館し、リニューアルして2020年に開館した。
- 常設展示
- ギャラリー
- 企画展示
- マテリアルライブラリー
- 体験教室
- ミュージアムショップ
管理
主な催し
所在地
アクセス
近隣施設
関連項目
脚注
外部リンク