『二重生活』(にじゅうせいかつ)は、小池真理子の小説。雑誌『小説 野性時代』で2011年1月号から2012年4月号まで連載された後、2012年6月27日に角川書店より単行本が出版された。
2016年に映画化作品が公開。
あらすじ
心理学を専攻する大学院修士課程の白石珠は、大学のゼミで知ったアーティスト、ソフィ・カルによる「何の目的もない、知らない人の尾行」の実行を思い立ち、近所に暮らす男性、石坂の後をつける。そこで石坂の不倫現場を目撃し、尾行を続ける。しかし同棲相手の男にも年上の女の影がちらつく。
映画では教授が「尾行」を示唆することになっており、恋人のほうのエピソードは削除されている。
映画
同名タイトルの映画が、2016年6月25日に公開。監督は岸善幸、主演は門脇麦。岸は本作が初監督作品、門脇が本作品が単独初主演作品となる[1][2]。R15+作品[3]。
キャスト(映画)
スタッフ(映画)
脚注
外部リンク