『事件救命医〜IMATの奇跡〜』(じけんきゅうめいい アイマットのきせき)は、2013年10月6日21時 - 23時10分[1]にテレビ朝日系『日曜エンターテインメント』枠で放送された日本のテレビドラマである。主演は玉木宏[2]。
2014年6月15日に、続編となる『事件救命医2〜IMATの奇跡〜』が放送された[3]。
概要
2012年9月1日、警視庁からの要請を受けて日本医科大学付属病院救命救急センターの医師により、24時間態勢の事件現場医療派遣チーム「IMAT(Incident Medical Assistance Team)」が結成された[4]。このIMATを初めてドラマの題材にした、オリジナルのフィクションドラマ。
どんな状況下でも、たとえ犯人でも救命処置に当たる事件現場医療派遣チーム(IMAT)と、場合によっては犯人の命を奪う覚悟の特殊捜査班(SIT)との、いわば対立する立場同士の医療ドラマ×刑事ドラマ[5]のヒューマン、サスペンス、アクションの要素がからみあうメディカルサスペンスドラマ。
キャスト
〈〉は年齢(公式サイトより part1[6] - part2[7]
)
港東医科大学病院 救命救急センター
- IMAT
-
- 日向晶(ひゅうが あきら)〈32 → 33〉
- 演 - 玉木宏(少年期:田中理勇)
- 救命救急センターの救命医。1981年4月15日生まれ。特技はバスケと水泳。いつも笑顔を忘れないほがらかな性格で、担当患者達からは信頼されているが、子供の患者からは少々ナメられている様子。だが、ふとした時に狂気的な一面を見せる。
- 美山ゆかり(みやま ゆかり)〈32 → 33〉
- 演 - 貫地谷しほり
- 救命医。
- 小倉優斗
- 演 - 矢柴俊博(part1)
- 救命医。
- 宮野真実
- 演 - 綾那
- 看護師。
- 駒井俊介
- 演 - 河野直樹(part1)
- 業務調整員。
- その他医師
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- 神谷真一
- 演 - 小木茂光(part1)
- 救命医。熟練した確かな技術を持つ外科医。
- 大蔵幾多郎(おおくら いくたろう)〈61〉
- 演 - 伊武雅刀
- 救命救急センター長。
- 看護師
-
- 演 - 広瀬麻知子(part1)(静岡朝日テレビアナウンサー)[8]
警視庁
- 特殊捜査班(SIT)
-
- 影浦琢磨(かげうら たくま)〈30 → 31〉
- 演 - 田中圭(少年期:須田瑛斗)
- 巡査部長。SIT隊員 → 警備部SP。
- 北新銀行立てこもり事件の後、part2では警視庁警備部に異動。テロ事件で父親を失った恨みから犯人を許さず、常に冷静的。初対面から日向に自分に似たものを感じとる。
- 大和田(おおわだ)
- 演 - 小林正寛(part1)
- 隊員。
- SIT隊員
- 演 - 鈴木貴之(part1)、倉田昭二
- 車田信也
- 演 - 小野了
- 交渉人。
- 倉田
- 演 - 渡邉紘平
- 隊員。技術担当。
- 荒井健三(あらい けんぞう)〈45 → 46〉
- 演 - 高橋克典
- 隊長。管理官。
- 科学捜査研究所
-
- 紗弓真理(さゆみ まり)〈38 → 39〉
- 演 - 水野美紀
- 心理分析官。
part1
- 北新銀行立てこもり事件
- 実行犯
-
- 青山
- 演 - 戸次重幸
- 実行犯のリーダーかつブレーン。飄々と振る舞うが冷徹、警察に対しても不遜な態度で接する。SNSで犯行を実況し世間の反応を煽るが、果たしてその目的は?
- 城下
- 演 - 八神蓮
- 青山の部下。優男。
- 赤井
- 演 - 伊藤高史
- 青山の部下。高圧的な強面。
- 菊池
- 演 - 渡辺邦斗
- 人質・被害者
-
- 澤野真由美
- 演 - 西丸優子
- 妊娠34週の妊婦。常位胎盤早期剥離を発症し、一時は危険な状態に陥る。
- 澤野仁
- 演 - 佐野圭亮
- 真由美の夫。
- 野口ゆり
- 演 - 伊藤星
- 犯人が起こした爆破事件に母親が巻き込まれる。
- その他
- 寺田貴之
- 演 - 渡辺哲
- 東京消防庁救急隊員。
- 寺田未歩
- 演 - 八木のぞみ
- 寺田貴之の娘。できちゃった結婚のため、結婚式には出席しないと父に結婚を祝福してもらえずにいた。
- 日向定男
- 演 - 神尾佑
- 日向晶の父親。1989年に起きた東京スカイランド爆破事件で死亡。
part2
- 西郡彩香(にしごおり あやか)〈45[9]〉
- 演 - 森口瑤子
- 港東医科大学病院 心臓外科医。
- 日向晶が慕う、心不全治療のエキスパート。
- 福沢栄吉(ふくざわ えいきち)〈65〉
- 演 - 清水章吾
- 元警察庁長官。現厚生労働副大臣。バスジャック事件に巻き込まれてしまう。
- 橘亜紀(たちばな あき)〈17〉
- 演 - 杉咲花
- 拡張型心筋症の患者。港東医科大学病院で心臓移植を待っている。
- 橘克己(たちばな かつみ)〈60〉
- 演 - 山崎一
- 橘亜紀の父。
- 横田
- 演 - 陰山泰
- 福沢栄吉の秘書。
- 漆原
- 演 - 今野麻美
- 福沢栄吉の第3秘書。
- 福田美幸
- 演 - 桃香
- 看護師。
- 指揮本部オペレーター
- 演 - 吉田桃華、小田原れみ、高橋としみ
- バスジャック事件
- 実行犯
-
- 戸倉(とくら)
- 演 - 大東駿介
- 問神教・バスジャック犯のリーダー。
- 遠藤
- 演 - 長田成哉
- 河野
- 演 - 磯村勇斗
- 岩下
- 演 - 増田修一朗
- 乗客
-
- 山口瑠偉
- 演 - 大沢ひかる
- 三島治
- 演 - 尾関陸
- 松山八重
- 演 - 川俣しのぶ
- 尾田五郎
- 演 - 渡辺隆二郎
- 阿川良蔵
- 演 - 加世幸市
スタッフ
- 脚本 - 林宏司
- 音楽 - 得田真裕
- 演出 - 星野和成(1)、根本和政(2)
- 助監督 - 柿田裕左
- 撮影 - 宮本亘(1)、中村耕太(2)
- 照明 - 冨川英伸(1)、中島淳司(2)
- 録音 - 北村達郎(1)、国澤藤一(2)
- 編集 - 穂垣順之助(1)、安部華子(2)
- 音響効果 - 佐藤秀国
- サウンドデザイン - 近藤隆史
- CG - イレブングラフィックス
- スタントコーディネーター - 大道寺俊典
- ガンエフェクト - 早川光
- 医療美術 - 井口浩
- 造形 - 松井祐一
- 医療監修 - 横田裕行、布施明、金史英、横堀将司(日本医科大学付属病院 高度救命救急センター)
- 警察監修 - 伊藤鋼一
- IMAT医療指導 - 五十嵐豊、井上泰豪、小原良規、白銀一貴、松本典子、山口昌紘、吉田良太朗(日本医科大学付属病院 高度救命救急センター)
- 医事指導 - 金史英、五十嵐豊、水柿明日美(日本医科大学付属病院 高度救命救急センター)、竹ノ下尚子(日本医科大学武蔵小杉病院 救命救急センター)、山岸絵美(日本医科大学多摩永山病院 女性診療科・産科)、山崎元成、岩村弘志(川崎幸病院)
- 看護指導 - 日本医科大学付属病院 看護部(1)、石田喜代美(2)
- 医療取材協力 - 石田喜代美(1)、加藤倫子(2.順天堂大学医学部附属順天堂医院ハートセンター)
- 技術協力 - アップサイド、BULL
- 美術協力 - テレビ朝日クリエイト
- テレビ朝日編成 - 尾木晴佳(1)、伊藤悠祐(2)
- 制作担当 - 市川幸嗣(1)、竹内暢生(2)
- 制作主任 - 竹内暢生(1)、岩崎光助(2)
- 編成企画 - 稲垣健司(テレビ朝日)
- プロデューサー - 井上千尋(テレビ朝日)、遠田孝一(MMJ)、八巻薫(MMJ)
- AP - 佐々木裕美子、堀江愛佳
- 制作 - テレビ朝日、MMJ
脚注
外部リンク