九之助橋(くのすけばし)は、大阪府大阪市中央区松屋町および瓦屋町1丁目と島之内1丁目を結ぶ、東横堀川に架かる大宝寺通の橋である。
架けられた時期は正確には判っていないが江戸時代初期の慶安~万治年間(1648年~1660年)の絵図には既に描かれている。
名称の由来は人名と考えられるが、詳細は不明である[1]。西詰から堺筋までの大宝寺通沿いの町名が1872年(明治5年)まで九之助町1丁目・同2丁目だった。さらに、江戸時代初期には鍛冶屋町筋沿いに九之助町筋之内鍛冶屋町(のち関町・鍛冶屋町1丁目・同2丁目に改称)、堺筋沿いに九之助町4丁目(のち南米屋町に改称)、心斎橋筋沿いに九之助丁木挽町(のち木挽町北之丁・同中之丁・同南之丁に改称)という町名もあった。
西詰北側に住友家の銅製錬所があり、付近は金属工業の町であった。
1926年(昭和2年)に3径間鋼製アーチ橋に架けかえられ、1992年(平成4年)に改修が行われた。
座標: 北緯34度40分25秒 東経135度30分39秒 / 北緯34.67353度 東経135.51084度 / 34.67353; 135.51084 (九之助橋)
(上流)-葭屋橋-今橋-(東横堀川水門)-高麗橋-平野橋-大手橋-本町橋-農人橋-久宝寺橋-安堂寺橋-末吉橋-九之助橋-東堀橋-瓦屋橋-上大和橋-(下流)
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