上田 耕行(うえだ やすゆき)は、日本のアニメプロデューサー。NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社所属。
来歴
プロデューサーおよび脚本家としての代表作は『serial experiments lain』。コンピュータゲーム『NOëL』では監督を務め、『serial experiments lain』のコンピュータゲームや、セガサターン用ソフト『バッケンローダー』の製作にも携わった。 安倍吉俊の才能を見出した人物でもある。
ゲーム『NOëL 〜La neige〜』では、当時まだ声優未経験だった水樹奈々を見出し、ヒロイン役兼主題歌に抜擢した。また、水樹奈々のエッセイ『深愛[1]』では、実名こそ出されていないものの、『NOëL 〜La neige〜』のディレクターに正式にCDデビューのオファーをされたが、身内からの横槍により最終的にCDデビューは実現しなかった旨の記述がある。
名前が難読であることから作品のクレジットとしてはアルファベット表記の「ueda yasuyuki」名義になっていることが多い。
音楽プロデューサーとしては、飯塚雅弓や山本麻里安を担当しており、2001年1月26日に発売された飯塚雅弓の3rdシングル『caress/place to be』では、飯塚の希望を叶える為、ウルフ・トレッソンのサウンドプロデュースとスウェーデンでのレコーディングを実現させるなど奔走し、音楽プロデューサーとしても高い評価を得ている。
現在の所属会社であるNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンのアニメーションスタッフで、前身であるパイオニアLDCがアニメーション事業に参入した第一弾作品であるOVA、『天地無用! 魎皇鬼』の制作に企画段階から携わっている唯一のスタッフとなっている。
エピソード
別名義にジェロニモ本郷があり、自身がプロデューサーを担当した菜々子解体診書ではジェロニモ本郷名義で作詞を担当している。しかし、その際に歌詞の内容が社内問題にまで発展してしまい、取締役会から呼び出しを受け、取締役会の席上で企画の内容や歌詞の意味など事細かに報告させられる破目に陥ったこともある[2]。
作品一覧
テレビアニメ
OVA
アニメ映画
脚注
注釈
出典
外部リンク