上口 利男(かみぐち としお、1923年(大正12年)11月23日 - 2018年(平成30年)7月18日[1])は、日本の弁護士・元地方公務員。上口利男法律事務所所長。北海学園大学出身の生え抜き法曹の一人。札幌弁護士会所属。専門は民事全般。
来歴・人物
北海道石狩郡当別町出身。旧制中学校卒業後、1941年(昭和16年)札幌地方裁判所に入所。1943年(昭和18年)札幌地方裁判所書記官に就任。1956年(昭和31年)北海学園大学経済学部2部中退。1959年(昭和34年)司法試験に合格。1962年(昭和37年)弁護士登録。1977年(昭和52年)北海道収用委員会委員。1981年(昭和56年)同委員長。1982年(昭和57年)札幌弁護士会会長に就任。1984年(昭和59年)北海道弁護士会連合会理事長に就任。1985年(昭和60年)日本弁護士連合会副会長。
1964年(昭和39年)出身校に法学部が出来たため、北海学園大学に招聘され、同校法学部非常勤講師(民法や、法律実務・民事を講義)も務めた。(~1974年)
大学在学中は松浦栄ゼミに所属していた。
2018年7月18日、老衰のため死去[1]。
受賞歴
勲三等瑞宝章(1994年(平成6年))
脚注
- ^ a b 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.160
参考文献
- 『北海道人物・人材情報リスト2004 か-と』(日外アソシエーツ編集・発行、2003年)540頁
- 『全国弁護士大観(第11版)(法律新聞社 , 2007年)1006頁