三陟飛行場(サムチョクひこうじょう、朝鮮語: 삼척비행장)は、大韓民国江原道三陟郡北坪邑(後の江原特別自治道東海市の一部)にあった飛行場である。北坪飛行場とも呼ばれた。
北坪邑松亭里の海岸に1959年10月より建設が進められ、1961年12月に完成[1]、ソウルとを結ぶ大韓航空の路線が発着していた。しかし同じ場所に北坪港(後に東海港と改称)の建設が決まり[1]、三陟飛行場は1974年3月1日付で廃止された[2]。
事件・事故
- 1969年3月17日、大韓航空のF-27機(HL5203)が三陟飛行場への着陸中に右車輪を破損、機体が滑走路を逸脱した[3]。
脚注
- ^ a b 金馹起・朴戴文・金振文 編輯『三陟郡誌』三陟郡、1985年、235ページ。
- ^ 교통부공고제9호「삼척비행장폐쇄」『관보』第6680号、1974年2月20日、33ページ。
- ^ 「KAL機 바퀴 빠져」『朝鮮日報』第14744号、1969年3月18日、4版、7面。