三州足助屋敷(さんしゅうあすけやしき)とは、愛知県豊田市足助町(旧東加茂郡足助町)にある観光施設である。
概要
1980年(昭和55年)に開館した。消えゆく昔の日本の暮らしや風景を提供すると共に、技術の伝承を行うことを目的としている。屋敷本体は茅葺屋根の古民家に見えるが、移築ではなく新築されたものである。運営は(株)三州足助公社が行っている。
特徴
民俗資料館的な施設であるが、実際に職人が鍛冶、機織、炭焼、紙すきなどの数多くの手仕事を実演している点で、他の資料館とは違う臨場感を見る者に与える。
年配から遠足の児童まで、幅広い年代の観光客が訪れるが、トヨタ自動車に日本国外から視察にやってくる外国人(一説には年間数十万人という)の一部も訪れる。
ペン画家の柄澤照文の屏風絵が不定期で展示されている。柄澤は高さ1.7メートル、幅6.4メートルに及ぶ屏風絵の公開制作を行うこともある[2][3]。
ギャラリー
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入口
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母屋
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鍛冶屋
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木地屋
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桶屋
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萬々館
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工人館
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黒牛の「こはる」
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炭焼き
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紙すき
受賞歴
- 2006年
- 農林水産省:第5回「むらの伝統文化顕彰」農林水産大臣賞受賞。
施設情報
- 営業時間
- 休園日
- 毎週木曜日(木曜日が祝日の場合は翌日の金曜日)
- 年末年始(12月25日~1月2日)
- 6月の第三水曜日
- 入園料
- 所在地
交通アクセス
- 公共交通機関
- 自動車
※ 近場に観光バスを収容できる大型駐車場もあるが、屋敷のある香嵐渓が紅葉の名所でもあり、秋のシーズンには駐車場までたどり着けないこともある。
脚注
外部リンク
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