三原 幸久(みはら ゆきひさ、1932年 - 2013年1月18日)は、日本のスペイン文学者、民話研究者、翻訳家。大阪外国語大学名誉教授。
略歴
大阪市生まれ。1961年大阪外国語大学イスパニア語科卒、天理大学講師、大阪外国語大学講師、関西外国語大学助教授、教授、2003年定年退任、名誉教授。
著書
- 『スペイン民族の昔話』(岩崎美術社、民俗民芸双書) 1969
- 『ラテンアメリカの昔話』(岩崎美術社、民俗民芸双書) 1972
共編著
翻訳
- 『スペインの昔話 レオン地方の昔話』(コルテス・イ・バスケス編、三弥井書店、世界民間文芸叢書) 1975
- 『世界の民話7 スペイン・ポルトガル編 行くと帰れない城 ほか』(家の光協会) 1978
- 『インカの民話』(ヒメネス・ボルハ他、在田佳子共訳、新世界社、ラテン・アメリカ民話シリーズ) 1979
- 『チリの民話』(R・A・ラバル、平倉佳子共訳、新世界社、ラテン・アメリカ民話シリーズ) 1979
- 『南米北部の民話』(P・カルバリョ・ネト他、武部修子共訳、新世界社、ラテン・アメリカ民話シリーズ) 1979
- 『ブラジルの民話 北東部編』(L・C・カスクード、新世界社、ラテン・アメリカ民話シリーズ) 1979
- 『メキシコの民話』(ゴンサレス・カサノバ他、浅野光子共訳、新世界社 ラテン・アメリカ民話シリーズ) 1980
- 『ラミニャの呪い スペインバスク民話集』(東洋文化社、メルヘン文庫) 1980
- 『のんきなファン スペインのメルヘン』(小山和子, 村上由利子共訳、東洋文化社、メルヘン文庫) 1981
- 『魚の騎士 スペイン・ポルトガルの昔ばなし』(編訳、小峰書店、世界の昔ばなし) 1983
- 『カエル王女 中南米の昔ばなし』(小峰書店、世界の昔ばなし) 1986
- 『スペイン民話集』(エスピノーサ[要曖昧さ回避]編著、編訳、岩波文庫) 1989
- 『スペインのむかし話 真実の鳥 ほか』(編訳、偕成社、大人と子どものための世界のむかし話) 1990
脚注
参考