ヴェクイスト(英:Vequist)は、アメリカ合衆国で生産・調教されている競走馬である。
2020年のエクリプス賞最優秀2歳牝馬に選出された。
主な勝ち鞍は2020年スピナウェイステークス、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ。
戦績
2020年7月29日パークスレーシング競馬場の未勝利戦(ダート4.5ハロン)でデビューしたがハナ差の2着と惜敗。その後、距離を伸ばして挑んだG1スピナウェイステークスでは2着のエスプラナンデ以下に9馬身半差つけ圧勝、G1初制覇を飾る[1]。続くフリゼットステークスでは直線で懸命に追い上げてくるも早めに抜け出したデイアウトオブザオフィスに2馬身及ばす2着に敗れる[2]。迎えた11月6日のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズでは道中好位追走から直線で先頭に立つと最後は粘るデイアウトオブザオフィスに2馬身差をつけ快勝、G1競走2勝目をマークした[3]。
2021年、3歳初戦のデヴォナデールステークスで1.5倍の断然人気を集めたが最下位の9着で入線しこのレースを最後に引退した。
競走成績
血統表
脚注
- ^ “2歳米G1スピナウェイS、ヴィクイストが9馬身半差の圧勝”. JRA-VAN (2020年9月7日). 2020年12月27日閲覧。
- ^ “米G1フリゼットS、デイアウトオブザオフィスがデビュー3連勝”. JRA-VAN (2020年10月12日). 2020年12月27日閲覧。
- ^ “ヴィクイストがライバルに雪辱、BCジュベナイルフィリーズ制す”. JRA-VAN (2020年11月7日). 2020年12月27日閲覧。
- ^ a b c d “Vequist(USA) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年7月30日閲覧。
外部リンク