ワイスプロダクションは、日本の芸能事務所。株式会社サンタプラネットが運営し、東京と大阪の2ヶ所に事務所を構える。日本芸能マネージメント事業者協会会員。主に声優のマネージメント運営を行っている[1]。
プロダクション直轄の養成所として、「ワイスプロダクション附属アニメ声優研究所アニボ」(anivo)が存在し、現役若手声優が講師を務める[2]。こちらも東京と大阪に稽古場を構える。
2013年に元氣プロジェクトから芸能プロジェクトが分離した際に島田朋尚が主宰で同年12月1日に設立された。なお、現在島田は元氣プロジェクトに戻っている。
所属声優
※2022年7月9日時点。「メ」と「ダ」は下記の「メダカのコタロー劇団」および「ダンジョンツクル・クロニクル劇団」の劇団員でもある声優。
ジュニア所属
このほか、準所属声優がいる。
オリジナルコンテンツ
メダカのコタロー劇団
プロダクションのオリジナルコンテンツの第1弾として、現役声優による劇団「アニメ声優Unit メダカのコタロー劇団」がある。当プロダクション設立より前の2008年3月16日に旗揚げされ[3]、2011年6月14日に特定非営利活動法人として認証された[4]。劇団員はプロダクションの所属声優によって構成されている[5]。
自然環境学習をアニメと声優によって楽しく表現して児童たちに伝えることを目的として、兵庫県を中心に全国の小学校・幼稚園での環境学習の授業や環境イベントの公演に出演している[6]。ほかには幼稚園向けに劇場型の絵本の読み聞かせも行ったり[7]、サンテレビにて『コタローとおはよ〜!』、『アニメ紙芝居「メダカのコタロー」』の2番組を担当したりしている。
ダンジョンツクル・クロニクル劇団
「メダカのコタロー劇団」に引き続き、プロダクションのオリジナルコンテンツの第2弾で、ワイスプロダクションの設立5周年記念および「メダカのコタロー」の誕生10周年記念の一環である現役声優劇団「アニメ声優歌劇団 ダンジョンツクル・クロニクル劇団」として2019年6月29日に始動。同年7月6日に活動開始した。イラストは少彦名書房が手がけた。劇団員は「メダカのコタロー」と同じキャストを起用。
「メダカのコタロー」が兵庫県を中心に全国の小学校・幼稚園での環境学習だったことに対し、こちらは兵庫県を中心として中学校・高校での歴史文化に伝えることを目的とする。サンテレビでは『コタローとおはよ〜!』、『アニメ紙芝居「メダカのコタロー」』の2番組の交互で『吹き出し漫画アニメ「ダンジョンツクル・クロニクル」』、『週刊 ダンジョンツクル・クロニクル』を隔週で放送している。
いずれも2022年7月現在、花瀬あさみが団長、木下隆介が副団長を務めている。
かつて所属していた声優
出典
- ^ ワイスプロダクション、2016年2月21日閲覧
- ^ “学校紹介”. アニメ声優研究所 アニボ. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “メダカのコタロー劇団について”. メダカのコタローニュース. メダカのコタロー劇団. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “特定非営利活動法人メダカのコタロー劇団”. NPO法人ポータルサイト. 内閣府. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “劇団員”. メダカのコタロー劇団. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “アニメ声優ユニットメダカのコタロー劇団”. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “子ども絵本劇場 | 幼稚園・保育園・子供向けイベント 出張公演 声優による楽しい読み聞かせ”. 2021年3月31日閲覧。
外部リンク