ロアーク (英語: USS Roark, DE-1053/FF-1053) は、アメリカ海軍のフリゲート。ノックス級フリゲートの2番艦。艦名はウィリアム・マーシャル・ロアークに因む。就役時は護衛駆逐艦に分類された。
艦歴
ロアークはワシントン州シアトルのトッド・パシフィック造船所で1966年2月2日に起工する。1967年4月24日にウィリアム・M・ロアーク夫人およびフランク・F・ロアーク夫人によって命名、進水し、1969年11月22日にウェイン・L・ビーチ艦長の指揮下就役した。
1970年の春に整調を完了すると、ロアークは第21駆逐戦隊に所属しカリフォルニア州サンディエゴを母港として各種訓練に参加する。1971年には西太平洋で第七艦隊に配備され、サンディエゴを1月7日に出航した。真珠湾に停泊後、ミッドウェー島で給油したロアークは機関室で火災が発生する。損傷を補修するため真珠湾に戻り、およそ2ヶ月後の3月には修理も完了し WestPac 演習に向かう。ロアークはそのまま7月まで西太平洋に留まり、その後母港のサンディエゴに向けて出航、8月10日に到着した。1971年の残りはサンディエゴから活動した。
1972年に入ると再び極東に配備される。2月8日にサンディエゴを出航し2月29日にフィリピンのスービック湾に到着、8月15日までベトナム海域で活動する。8月30日にサンディエゴに帰還すると、翌1973年8月までサンディエゴに留まる。その後サンディエゴを離れ、8月31日にスービック湾に到着、続く4ヶ月にわたって第七艦隊で活動し、1973年12月21日にサンディエゴに向けて出航した。
ロアークは1987年に予備役艦隊に移管され、1991年12月14日に退役した。2004年10月13日にスクラップとして廃棄された。
ロアークはベトナム戦争の功績で3つの従軍星章を受章した。
外部リンク