ルー・テイラー・プッチ(Lou Taylor Pucci、1985年7月27日 - )は、アメリカ合衆国の俳優である。
来歴
1985年、ニュージャージー州シーサイドハイツ生まれ。母親はモデルで美人コンテストの優勝経験もあり、父親のルイス・プッチは「The Watch and Leap of Faith」というバンドのギタリストだった[1]。1995年の10歳の時に、地元で上演された舞台『オリバー!』で役者デビュー。その2年後、他の役者の代役で『サウンド・オブ・ミュージック』のフリードリッヒ役を演じてブロードウェイデビューを果たした[2]。
特にテイラーの名が知られるようになったのは2005年に出演したマイク・ミルズ監督の『サムサッカー』の主人公役。同作品では内向的で繊細な性格のジャスティンを物静かに演じており、キアヌ・リーブス、ヴィンス・ヴォーン、ティルダ・スウィントンなど名だたる役者と共演した。その後もコンスタントに映画、テレビへの出演を増やしており、2009年に出演したサスペンス映画『ホースメン』では、デニス・クエイドの息子役を演じてチャン・ツィイーとも共演。2013年にはサム・ライミのカルトホラーをリメイクした『死霊のはらわた』へも顔を見せている。
出演作品
映画
公開年 |
邦題 原題 |
役名 |
備考
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2002 |
Personal Velocity: Three Portraits |
ケヴィン |
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2005 |
サムサッカー Thumbsucker |
ジャスティン・コッブ |
ベルリン国際映画祭銀熊賞 受賞
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The Chumscrubber |
リー |
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追憶の街 エンパイア・フォールズ Empire Falls |
ジョン・ヴォス |
テレビ映画
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2006 |
Fifty Pills |
ダレン |
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ファーストフード・ネイション Fast Food Nation |
パコ |
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サウスランド・テイルズ Southland Tales |
マーティン |
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2007 |
The Go-Getter |
マーサー |
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2008 |
Explicit Ills |
ジェイコブ |
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インフォーマーズ セックスと偽りの日々 The Informers |
ティム |
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2009 |
Arlen Faber |
クリス・ルーカス |
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Brief Interviews with Hideous Men |
エヴァン |
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ファンボーイズ FanBoys |
ボバ・フェット#1 |
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ホースメン Horsemen |
アレックス・ブレスリン |
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合衆国沈没 Fault Line |
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フェーズ6 Carriers |
ダニー |
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2010 |
ブラザーフッド Brotherhood |
ケヴィン |
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人生はビギナーズ Beginners |
マジシャン |
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2011 |
The Music Never Stopped |
ガブリエル・ソーヤー |
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The Legend of Hell's Gate: An American Conspiracy |
ケリー |
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2012 |
Jack and Diane |
トム |
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The Story of Luke |
ルーク |
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2013 |
死霊のはらわた Evil Dead |
エリック |
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All Together Now |
ロン |
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2018 |
A-X-L/アクセル A.X.L. |
ランドール |
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テレビシリーズ
脚注
外部リンク