ラナ・コンドル(Lana Condor, 1997年5月11日-)はアメリカ合衆国の女優である。『好きだった君へのラブレター』三部作で主人公のララ・ジーン・コヴィーを演じたことで知られる。
来歴
女優デビュー前
1997年5月11日、チャン・ドン・ラン(ベトナム語: Trần Đồng Lan/陳彤蘭)はベトナムのカントーで生まれた[1]。生まれてから数ヶ月ほど、ランは孤児院で暮らしていたが、10月6日にコンドル家の養子となった[2][3]。洗礼を受けた後、ランはラナ・テレーズ・コンドルに改名した[2]。養父のボブ・コンドルはピューリッツァー賞に2回ノミネートされたことのあるジャーナリストで、ヤフー・スポーツの副社長を務めたこともあった[4][5]。一家は居をシカゴ→ワシントン州のウィドビー島→ニューヨークと移していった[6]。
子供の頃から、コンドルはバレエを習っていたが、成長するにつれて、ダンスやコメディ、演技の訓練を積むようになった[7][8]。2015年、コンドルはロサンゼルスのノートル・ダム・アカデミーを卒業し[7]、翌年にはロヨラ・メリーマウント大学への入学資格を得た[9]。
女優として
2016年、コンドルは『X-MEN:アポカリプス』でジュビリー役に抜擢され[10]、同作が女優としてのデビュー作となった。同年、ピーター・バーグ監督の『パトリオット・デイ』にも出演を果たした[11]。
2018年、コンドルはNetflixが配信する映画『好きだった君へのラブレター』で主人公のララ・ジーン・コヴィーを演じた[12]。同作のヒットによって、コンドルは一躍世界中で名前が知られるようになった。2019年、コンドルはSyfyのドラマ『DEADLY CLASS』に出演した。彼女にとって、テレビドラマで主役級の役を演じるのは初めてのことであった[13]。
その後もコンドルは映画界を中心に順調にキャリアを積み上げている。
出演作品
映画
テレビ番組
出典
外部リンク