マーク・ストロング(Mark Strong, 1963年8月5日 - )は、英国の俳優。ロンドン出身。出生名はマルコ・ジュゼッペ・サルッソリア(Marco Giuseppe Salussolia)。
略歴
ロンドンでイタリア人の父と、オーストリア人の母のもとに生まれる[1]。「マーク・ストロング」は芸名ではなく、母が息子が仲間外れにならないようにと出生名から改名したものである[2]。
ドイツ語を流暢に喋ることができ、イタリア語も少し話すことができる。弁護士になるためにドイツ・ミュンヘンの大学に1年在籍したが、演劇の道を志すことを決めロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ・カレッジで英文学と演劇を学ぶ。大学卒業後、ブリストルの演劇学校に通う。
デビュー後は主にイギリス国内のテレビや映画で活躍した。2000年頃からアメリカやイギリスの名作、大作映画に登場した。
2003年にシェイクスピア劇の『十二夜』でローレンス・オリヴィエ賞にノミネート、2015年にはヤング・ヴィック上演ながらイヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出が話題となり、NTLiveでもライヴ上映されたアーサー・ミラー作『橋からの眺め』で主演男優賞(演劇部門)を受賞[3][4]。同作は、ブロードウェイでも上演されて再び絶賛されトニー賞の演劇部門最優秀男優賞候補となっている。
「ハリウッドの悪役イギリス俳優」の代表格であり、そのことをネタにした、ジャガーのコマーシャルにも出演している。
フィルモグラフィ
映画
テレビシリーズ
日本語吹き替え
『ロックンローラ』以降、大半の作品で加藤亮夫が担当し、ほぼ専属になっている[6]。
この他には、谷昌樹や内田直哉、てらそままさき、広瀬彰勇なども複数回担当している。
出典
外部リンク