マルコス・ホジェリオ・デ・リマ(Marcos Rogério de Lima、1985年5月25日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。サンパウロ州リベイラン・ピレス出身。アメリカン・トップチーム/011MMAチーム所属。UFC世界ヘビー級ランキング12位。
来歴
The Ultimate Fighter
2014年3月、リアリティ番組「The Ultimate Fighter」のBrazil 3に参加し、チェール・ソネン率いるチーム・ソネンに所属。ヘビー級トーナメント1回戦でジョリーソン・フランシスコと対戦し、3-0の判定勝ち。続く準決勝でアントニオ・カルロス・ジュニオールと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本負け。
UFC
2014年5月31日、UFC初出場となったUFC Fight Night: Miocic vs. Maldonadoでリチャードソン・モレイラと対戦し、右ストレートでダウンを奪いパウンドで開始20秒のKO勝ち[1]。
2017年4月22日、UFC Fight Night: Swanson vs. Lobovでライトヘビー級ランキング8位のオヴィンス・サンプルーと対戦し、ヴォンフルーチョークで2R一本負け[2]。
2018年4月23日、米国アンチドーピング機関(USADA)が、薬物検査でリマから利尿薬のヒドロクロロチアジドとアナストロゾールの陽性反応が検出されたことを発表。アンチ・ドーピング規則違反のあったリマ、ジュニオール・ドス・サントス、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラの3人がサプリメントを購入していたブラジルの調剤薬局から同じサプリメントを独自に入手して分析した結果、ヒドロクロロチアジドやアナストロゾールなど複数の禁止薬物に汚染された汚染サプリメントであったことを確認し、これにより陽性反応の検出が汚染サプリメントによるものと認められた3人は、出場停止期間が短縮され6カ月間の出場停止処分を受けた[3][4]。
2020年11月7日、UFC on ESPN: Santos vs. Teixeiraでアレクサンドル・ロマノフと対戦し、UFC史上初となるフォーアームチョークで1R一本負け[5]。
2022年5月7日、UFC 274でヘビー級ランキング15位のブラゴイ・イワノフと対戦し、僅差で0-3の判定負け[6]。
2022年10月29日、UFC Fight Night: Kattar vs. Allenで元UFC世界ヘビー級王者アンドレイ・アルロフスキーと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本勝ち[7]。
2023年7月29日、UFC 291でヘビー級ランキング10位のデリック・ルイスと対戦し、試合開始早々に左飛び膝蹴りでダウンを奪われパウンドで33秒のTKO負け[8]。
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績
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32 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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22 勝
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15
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3
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4
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0
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1
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0
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9 敗
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2
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5
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2
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0
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脚注
関連項目
外部リンク