ニキータ・クリーロフ(ウクライナ語: Микита Крилов, ラテン文字転写: Nikita Krylov、1992年3月7日 - )は、ウクライナの男性総合格闘家。ドネツィク州ドネツィク出身。ロシア・モスクワ在住。バーリトゥードMMAアカデミー/YKプロモーション所属。UFC世界ライトヘビー級ランキング8位。ニキータ・クリロフとも表記される。
来歴
父親の影響で10歳から極真空手を始め、2012年に総合格闘技デビュー[1]。
UFC
2013年8月31日、UFC初参戦となったUFC 164でソア・パラレイと対戦し、パウンドで3RTKO負け[2]。
2014年3月15日、ライトヘビー級転向初戦となったUFC 171でオヴィンス・サンプルーと対戦し、ヴォンフルーチョークで1Rテクニカル一本負け[3]。
2016年12月10日、UFC 206でライトヘビー級ランキング13位のミシャ・サークノフと対戦し、ギロチンチョークで1R一本負け[4]。
2017年2月、クリーロフはUFC6勝3敗でフリーエージェントとなった。
Fight Nights Global
2017年6月2日、Fight Nights Global初参戦となったFight Nights Global 68でステファン・ベカヴァッチと対戦し、ギロチンチョークで1R一本勝ち[5]。
2017年10月13日、Fight Nights Global 77で元Bellator世界ライトヘビー級王者エマニュエル・ニュートンと対戦し、右膝蹴りで1RKO勝ち[6]。
2018年5月19日、Fight Nights Global 87のFNGライトヘビー級タイトルマッチで王者ファビオ・マルドナドに挑戦し、右フックで2RKO勝ちを収め王座獲得に成功した[7]。
UFC復帰
2018年9月15日、UFC Fight Night: Hunt vs. Oliynykでライトヘビー級ランキング4位のヤン・ブラホヴィッチと対戦し、肩固めで2R一本負け[8]。
2019年4月13日、UFC 236でライトヘビー級ランキング12位のオヴィンス・サンプルーと対戦し、リアネイキドチョークで2R一本勝ち。リベンジに成功した[9]。
2019年9月14日、UFC Fight Night: Cowboy vs. Gaethjeでライトヘビー級ランキング9位のグローバー・テイシェイラと対戦し、1-2の判定負け[10]。
2020年3月14日、UFC Fight Night: Lee vs. Oliveiraでライトヘビー級ランキング10位のジョニー・ウォーカーと対戦し、3-0の判定勝ち[11]。
2021年2月27日、UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Ganeでライトヘビー級ランキング11位のマゴメド・アンカラエフと対戦し、0-3の判定負け[12]。
2022年3月19日、UFC Fight Night: Volkov vs. Aspinallでライトヘビー級ランキング11位のポール・クレイグと対戦し、三角絞めで1R一本負け[13]。
2022年7月23日、UFC Fight Night: Blaydes vs. Aspinallでアレクサンダー・グスタフソンと対戦。序盤に右フックでダウンを奪った後も終始打撃でプレッシャーをかけ続け、蹴り足を掴まれた状態からのクリンチアッパーでダウンを奪いパウンドで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[14]。
2022年10月22日、UFC 280でライトヘビー級ランキング8位のヴォルカン・オーズデミアと対戦し、3-0の判定勝ち[15]。
2023年3月11日、UFC Fight Night: Yan vs. Dvalishviliでライトヘビー級ランキング8位のライアン・スパンと215ポンド契約で対戦し、スクランブルの展開からの三角絞めで1R一本勝ち。この試合は当初UFC Fight Night: Muniz vs. Allenのメインイベントとして行われる予定であったが、クリーロフの体調不良で試合中止となった為今大会にスライドされた[16]。
人物・エピソード
- 以前は自身が尊敬する伝説のギャング「アル・カポネ」のニックネームで呼ばれていたが、鉱山労働者の人口が多い地元ドネツィクへの敬意から、現在はニックネームを「ザ・マイナー」(The Miner、鉱山労働者)に変更している。
戦績
総合格闘技 戦績
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39 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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30 勝
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12
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16
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2
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0
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0
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0
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9 敗
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1
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6
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2
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0
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獲得タイトル
表彰
脚注
関連項目
外部リンク