マテウス・サントス・カルネイロ・ダ・クーニャ(Matheus Santos Carneiro Da Cunha, 1999年5月27日 - )は、ブラジル・ジョアンペソア出身のサッカー選手。ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC所属。ブラジル代表。ポジションはFW。
クラブ経歴
2017年6月30日、スイスのFCシオンに移籍し、4年契約を交わした[1]。加入1シーズン目からリーグ戦29試合に出場して10得点を挙げると、シーズン終了後の6月24日、ブンデスリーガのRBライプツィヒに引き抜かれた[2]。ライプツィヒでの初得点は、後に在籍することになるヘルタ・ベルリン戦であった。1シーズン目は、リーグ戦こそ2得点にとどまったが、UEFAチャンピオンズリーグの予選と本選でそれぞれ3得点を挙げ、シーズンの公式戦は通算8得点だった。また、4月6日のバイエル・レヴァークーゼン戦で決めた得点は、2018-19シーズンのFIFAプスカシュ賞にノミネートされた[3]。
2020年1月31日、ヘルタ・ベルリンに移籍し、4年半契約を交わした[4]。シーズン途中の加入だったが、移籍後すぐに左サイドでポジションを確保。アタッカーとしては高い50%ものタックル成功率を叩き出し、裏へ抜ける動きを頻繁に繰り返すなど、自身は5得点を挙げた[5]。ヘルタでの初のフルシーズンとなった2020-21シーズンは、リーグ戦7ゴール5アシストの成績を残した。
2021年8月25日、アトレティコ・マドリードに移籍し、5年契約を結んだ[6][7]。同年8月29日、ラ・リーガの第3節ビジャレアルCF戦にて、マリオ・エルモソとの途中交代で移籍後初出場を果たすと[8]、10月29日のレバンテUD戦で初得点を記録した[9]。
2022年12月25日、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCへの今季終了までのローン移籍が発表された[10]。
代表経歴
2018年からブラジル代表のユース代表に招集され始め、U-23ブラジル代表では第47回トゥーロン国際大会と東京オリンピック南米予選で得点王に輝いた。2021年6月17日、東京オリンピックに臨むU-23ブラジル代表に招集された[11]。本大会ではグループステージのU-23サウジアラビア代表戦にて得点を挙げたことでロナウジーニョの18得点を抜き、U-23ブラジル代表の歴代最多得点を塗り替えた[12]。この大会では金メダルを獲得した。
2021年9月2日、2022 FIFAワールドカップ・南米予選のチリ代表戦でブラジルA代表初キャップを刻んだ[13]。
個人成績
クラブ
代表
国際Aマッチ 8試合 0得点(2021年- )
タイトル
代表
- ブラジル U-23
関連項目
脚注
外部リンク