マット・リンドランド(Matt Lindland、1970年5月17日 - )は、アメリカ合衆国の男性レスリング選手、総合格闘家、政治家。オレゴン州オレゴンシティ出身。チーム・クエスト所属。ブラジリアン柔術黒帯。2000年シドニーオリンピック男子グレコローマン76kg級銀メダリスト。
2008年からはオレゴン州共和党の議員を務めている[1]。
来歴
15歳からレスリングを始め、クラッカマス・コミュニティ・カレッジ時代にはNJCAA王者になり、ネブラスカ大学時代はNCAAディビジョン1で活躍した。大学卒業後の1997年にプロ総合格闘技デビュー。
1997年2月24日、総合格闘技デビュー。
1997年9月20日、IFCミドル級トーナメント決勝でトラビス・フルトンと対戦し優勝を果たす。
オリンピック銀メダル獲得
2000年9月、シドニーオリンピックに出場し、レスリンググレコローマン76kg級で銀メダルを獲得した。
UFC
2000年12月16日、UFC初参戦となったUFC 29で安生洋二と対戦し、マウントパンチでTKO勝ちを収めた。
世界選手権銀メダル獲得
2001年11月、レスリング世界選手権に出場し、レスリンググレコローマン85kg級で銀メダルを獲得した。
2002年5月10日、UFC 37でムリーロ・ブスタマンチの持つ世界ミドル級王座に挑戦し、フロントチョークで一本負けを喫し王座獲得に失敗した。
2003年6月6日、UFC 43でファラニコ・ヴァイタレと対戦。投げを繰り出した際に自ら後頭部をマットに強打して失神し、TKO負けとなった。
2007年4月14日、ロシアで開催されたBodogFightでPRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負け。
2008年7月19日、Affliction旗揚げ戦Affliction: Bannedでファビオ・"ネガォン"・ナシメントと対戦し、3-0の判定勝ち[2]。
2009年1月24日、Affliction: Day of Reckoningでビクトー・ベウフォートと対戦し、左ストレートでダウンしたところにパウンドを追撃され、失神KO負けを喫した[3]。
Strikeforce
2009年12月19日、Strikeforce初参戦となったStrikeforce: Evolutionでホナウド・ジャカレイと対戦し、肩固めで一本負けを喫した[4]。
2010年12月4日、Strikeforce: Henderson vs. Babaluでロビー・ローラーと対戦し、右フックで失神KO負けを喫した[5]。
2011年5月21日、KSW 16でマメッド・ハリドヴと対戦し、ギロチンチョークで一本負け。
戦績
総合格闘技 戦績
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31 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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22 勝
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8
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7
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6
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1
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0
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0
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9 敗
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4
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4
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1
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0
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獲得タイトル
表彰
- SHERDOG ファイト・オブ・ザ・イヤー(2003年)
- 全米レスリング 殿堂入り(2013年)
出演
- Once I Was a Champion (2011)
脚注
関連項目
外部リンク