マイケル・サミュエル・キワヌカ(Michael Samuel Kiwanuka、1987年5月3日 - )は、コミュニオン・レコーズ(Communion Records)と契約を結ぶ、英国のソウル・ミュージシャンである[1]。彼はビル・ウィザーズ、ランディ・ニューマン、テリー・キャリアー、オーティス・レディングなど[2]、あるいはヴァン・モリソンやテンプテーションズなどとも比較される[3]。2012年1月に、彼はBBCの「2012年の音」に投票で選ばれた。
生い立ち
キワヌカは、アミーン政権から逃れてきたウガンダ人の両親の息子として、北ロンドンのマズウェル・ヒルで育った[4][5]。彼は、フォーティズメア学校(Fortismere School)で学び、Aレベルを修了して2005年に卒業した[4]。彼は、数多くの友人を持つ非常に気さくで謙虚な生徒で、当時からあらゆるジャンルの音楽を愛してやまなかった。彼は、ベース・ギターとジャズ・ギターを、学校のコンサートやリサイタルでよく演奏していた。彼はその後、ウェストミンスター大学のメディア・芸術・デザイン学部で学んだ[6]。
音楽の様式
キワヌカは、ビル・ウィザース[4]、オーティス・レディング[4]、ジャック・ジョンソン、ポップス・ステイプルズ、ザ・バンド、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン、エリック・ビブ、トミー・シムズ、リッチー・ヘヴンズ[7]などからの影響を認めており、ビル・ウィザーズと共演したドラマーのジェイムズ・ガドソンとも共演している[8]。
経歴
ソロ・アーティストとして活動する以前のキワヌカは、セッション・ギタリストとして活動しており、チップマンク(Chipmunk)とバシー(Bashy)などと共演していた[4]。彼の初の正式な演奏は、ケンティッシュ・タウンのザ・オックスフォードで行なわれた[いつ?]。彼に注目したコミュニオン・レコーズは、2011年6月13日発表の初作品『物語を聞かせて(Tell Me A Tale) 』[9]を含む、彼の最初の2枚のEP[4]を発表した。
キワヌカは、アデルのアデル・ライブ・ツアー2011、iTunesフェスティバル2011[10]において、彼女の助演をしている。また、2011年のハード・ロック・コーリングにも出演している[11]。
2011年に、彼はポリドール・レコーズと契約を結ぶ[4]。彼の名前は、BBCの「2012年の音(Sound of 2012)」投票で挙げられ、2012年1月6日に受賞者として選ばれた[12]。ユーロ圏危機の際に、スペインとウガンダを対置した2012年6月12日付のBBCの記事では、ウガンダ出身の有名人として彼の画像が掲載された。なお、スペイン側で掲載されたのは女優ペネロペ・クルスであった[13]。
ディスコグラフィー
アルバム
EP盤
タイトル
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EP盤の詳細
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『物語を聞かせて(Tell Me a Tale EP) (ワイト島セッション Isle of Wight Sessions )
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『iTunesフェスティバル:ロンドン2011(iTunes Festival: London 2011)』
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『信じようとしてるんだ(I'm Getting Ready EP)』
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- 発表日:2011年7月24日[32][33]
- レーベル:コミュニオン・レコーズ(Communion Records)
- 形式:デジタルダウンロード、10インチ・ビニール盤
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シングル
受賞およびノミネート歴
出典
外部リンク