『ボーダー』(原題: Righteous Kill)は、2008年のアメリカ映画。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノは、『ヒート』以来2度目の共演。
ストーリー
ニューヨーク市警察に勤める熱血漢のターク刑事と冷静沈着なルースター刑事は、これまでに多くの悪人を逮捕してきた名コンビだった。そんな2人はある日、凶悪犯罪者ばかりを狙う連続殺人事件に遭遇する。捜査を続けて行くうちに、事件は警察官の犯行ではないかと…。警察署内でも警官の犯行と思われる中、捜査を一緒にしていた若手の警官コンビが、犯人はターク刑事ではないかと、麻薬密売人を利用しておとり捜査を始める。その現場にはターク刑事の相棒、ルースター刑事の姿もあった…。そして事件は意外な結末へと発展していく…。
キャスト
逸話
- 『ゴッドファーザー PART II』『ヒート』以来のアル・パチーノとロバート・デ・ニーロの共演作品である。オープニング時の名前のクレジットは『ボーダー』ではデニーロが1番目で、アル・パチーノが2番目である。『ヒート』では2人が同時に映るツーショットシーンがなく、トリック疑惑もささやかれたが、本作ではツーショットシーンがいくつも出てくる。
評価
評論家には酷評され、ロッテントマトでは21%の支持率だった[2]。また、タイム誌が選ぶ2008年のワースト映画100で、ワースト9位だった[3]。
受賞・ノミネート
- 第29回ゴールデンラズベリー賞
脚注
外部リンク