ペンザ(ロシア語: Пе́нза)はロシア連邦の都市。沿ヴォルガ連邦管区に含まれるペンザ州の州都。ヴォルガ川の支流スラ川に臨む。モスクワの南西625km。高速道路M5が走る。人口は524,632人(2016年)。
歴史
1663年にロシア南東部の前線基地として建設された。そのため町は都市計画もないまま国境の町として拡大していった。18世紀には交易の拠点として成長。1774年、プガチョフの乱で蜂起軍に占領される。町の人々はこの反乱を歓迎した。
ロシア革命期にはチェコ軍団が反ボリシェビキを掲げて蜂起した。第二次世界大戦後は工業都市となる。ソ連のコンピューター「ウラル」(Ural)はこの町で製造されていた。
1928年、短期間ながらレフ・カメーネフが党中央執行委員を除名されてペンザに流刑処分となった[1]。
国立工科大学など5つの高等教育機関や、劇場、博物館などがある。
姉妹都市
著名な出身者
脚注
- ^ トロツキーら反革命で流刑『東京朝日新聞』昭和3年1月18日(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p362 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
外部リンク
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