ペドロ・マリア・アルトラ・ウルティア(Pedro María Artola Urrutia、1948年9月6日 - )は、スペイン・バスク州アンドアイン出身の元サッカー選手。ポジションはGK。
クラブ経歴
レアル・ソシエダのカンテラ出身。1970年にトップチームデビューを果たすが、ルイス・アルコナーダからレギュラーを奪うことができずに1975年にFCバルセロナへと移籍した。
1977-78シーズン、バルセロナ加入後初めてレギュラーとしてプレーしたシーズンでいきなりサモラ賞を受賞した[1]。このシーズン以降、クラブの正GKに定着し、ウルティにレギュラーを奪われるまでクラブのゴールマウスを守った。また、1978-79シーズンにはUEFAカップウィナーズカップの決勝に進出し、スイスのFCバーゼルと対戦した。その決勝では、アルトラは3失点を許すが、バルセロナが4点をバーゼルから奪って4-3で勝利した。これにより、アルトラはキャリア初の国際タイトルを獲得した[2]。
代表経歴
1980年、クラブでの活躍からUEFA欧州選手権1980に臨むスペイン代表に招集された。この大会の登録メンバーになったGKはルイス・アルコナーダとウルティ、アルトラの3人だが、この3人はいずれもレアル・ソシエダのカンテラで育成された選手だった。同大会でのアルトラの立ち位置は第3GKという立場だっため、本大会での出番は無く、以降のスペイン代表にも招集されなかったため、A代表デビューは叶わなかった。
タイトル
クラブ
- FCバルセロナ
個人
脚注
外部リンク