ベルナルド・ダッディ

ベルナルド・ダッディ『キリスト磔刑』(1340年 - 1345年)

ベルナルド・ダッディBernardo Daddi, 1280年頃 - 1348年)はルネサンス初期のイタリア画家ジョットの弟子。ロレンツェッティ()らシエナ派からも影響を受けている。

生涯

出生日は不明である。ダッディの名前が最初に記録に出てくるのは1312年のことで、宗教をモチーフとしたアルターピースが主な仕事だった。1328年に制作した三連祭壇画は現在ウフィツィ美術館にある。またナショナル・ギャラリー (ワシントン)ウォルターズ美術館にもいくつかのパネル画がある。

ダッディは、その世代のフィレンツェ派の代表的画家だった。ダッディの遺作は1347年から着手され、その翌年に亡くなったものと信じられている。

作品

  • セバスティアヌスの受難(1324年、確証はなし)
  • 2人の聖者と聖母、またはオンニッサンティ三連祭壇画(1328年)
  • 聖ウルスラ(1333年)
  • 聖母子(1335年)
  • 聖母の結婚(1336年 - 1340年)
  • サン・パンクラツィオ教会の多翼祭壇画(1336年 - 1340年)

外部リンク

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