ブラントーム系(ブラントームけい、Brantome line)は、馬(主にサラブレッド)の父系(父方の系図)の1つである。
ブラントームから続くブランドフォード系の支流である。パリ大賞優勝馬で1958年フランスリーディングサイアーのVieux Manoir、1963年の同国リーディングサイアーのLe Haar、同年の凱旋門賞優勝馬Exbury、1969年の同国リーディングサイアーのスノッブ、1973年から3年連続同国リーディングサイアーのヴァルドロワールなどを輩出し、1960年代から1970年代にかけて主にフランスで発展した。20世紀末に欧米では完全に消滅、カナダやオーストラリアに残っていた子孫も2010年までに完全に消滅しており、この父系が独立して扱われるのは過去の概念である。
サイアーライン
---↓ブラントーム系---
- サイアーライン上は全て種牡馬もしくは種牡馬入りを発表した馬。