フローリアン・シュナイダー=エスレーベン(Florian Schneider-Esleben、1947年4月7日 - 2020年4月21日)は、ドイツの電子音楽グループであるクラフトワークの創設者の一人。
人物
著名な建築家を父に持ちデュッセルドルフ音楽院で音楽を学ぶ。同じく生家の裕福なラルフ・ヒュッターと出会い、1970年にクラフトワークを創設。
フルート奏者であったが70年代半ばより音声合成を専門とした。1973年にはセンサーパッドの付いた電子パーカッションを発明し1975年に特許を出願、1977年にアメリカでヒュッターと連名で取得している[1][2][注 1]。2008年にライブツアーを引退し制作に専念することを公表していたが、正式に脱退したことが2009年に発表された[3]。2015年にシュナイダーとダン・ラックスマンはウーヴェ・シュミット(ドイツ語版)の協力を得てプラスチックによる海洋汚染防止キャンペーンのために小作品を発表した[4][5]。
晩年はデュッセルドルフ近郊のメーアブッシュにて娘と暮らした。2020年4月7日に73歳の誕生日を迎えたが、4月21日に癌のために亡くなり、5月7日に埋葬された[6][7]。73歳没。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク