ノーベル賞受賞者
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受賞年:1904年
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受賞部門:ノーベル文学賞
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受賞理由:プロヴァンスの言語学者としての重要な業績の他、自然景観と人々の土着の精神を忠実に反映した、彼の詩作の新鮮な独創性と真の触発に対して
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フレデリック・ミストラル(Frédéric Mistral、1830年9月8日 - 1914年3月25日)は、フランスプロヴァンス地方のマイヤーヌに生まれた詩人。代表作に『ミレイオ(フランス語版)』があり、この作品で1904年にノーベル文学賞を受賞した。
近代におけるプロヴァンス語の再興にも大きく貢献した。その一端は、「フェリブリージュ」の創設などに見ることが出来る。
ノーベル文学賞の賞金で、アルルにアルラタン博物館を創設した。この博物館ではプロヴァンスにゆかりのある様々なものが展示されており、中庭には世界遺産「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の一部をなす小集会場跡がある。
小惑星(5033) Mistralはミストラルに因んで命名された[1]。
作品
- 『ミレイオ(Mirèio, プロヴァンス語。フランス語ではミレイユ Mireille)』- プロヴァンス語による詩。1859年
- Calendau- 1867年
- Nerto- 1884年
- La Reino Jano- 1890年
- Lou Pouemo dou Rose- 1897年
- Lis Isclo d'or- 1876年(決定版が1889年)
- Lis Oulivado- 1912年
- Prose d'Armana- 全3巻の短編集。1926年-1929年
脚注
外部リンク