フィブリア(Fibria S.A)は、ブラジルにおけるパルプ・製紙メーカーである。2009年9月1日、ブラジルの製紙業界を牽引していたアラクルーズ・セルロース(en)とVCP(en)
が合併して誕生した[1]。
この合併により、フィブリアは、ブラジル5つの州にある7つの工場で年間600万トン以上の製紙生産能力を保有することとなった。また、フィブリアは本社をサンパウロに構える一方で、北京、en:Csomád(ハンガリー)、香港、マイアミ、ニヨン(スイス)の5箇所に事業所を設け、海外展開も実施している。
2017年以降、トレスラゴアスの主力パルプ工場の能力を向上させ、ユーカリを原料とする短繊維パルプ生産で世界トップメーカーの座を確実なものにする見込み[2]。
フィブリアは、ニューヨーク証券取引所とサンパウロ証券取引所に上場している。
脚注
- ^ “Fibria, a new company is born”. アラクルーズ・セルロース. 2009年11月21日閲覧。
- ^ Fibria社は短繊維パルプ増産で34億レアルを投資 ブラジル日本商工会議所(2017年12月6日)2017年12月16日閲覧