『ピクロス2』は、1996年10月19日に日本の任天堂から発売されたゲームボーイ用パズルゲーム。
同社による『ピクロスシリーズ』のゲームボーイ用ソフト第2作目。スーパーゲームボーイを使用することで2人協力プレイにも対応。問題は30×30マスの絵が4分割された15×15マスで、4つ全て解くことで1つの絵を完成させる方式。4分割された物をそれぞれ一つとして数えれば800問以上を収録していることになり、シリーズ中もっともボリュームの多い作品となっている。
開発はクリーチャーズおよびジュピターが行い、スタッフは前作であるスーパーファミコン用ソフト『マリオのスーパーピクロス』(1995年)から引き続きプロデューサーは川口孝司および中山誠、ディレクターは石原恒和、プログラマーは緒方旗生、音楽は上野利幸が担当している。
2000年にニンテンドウパワーの書き換え用ソフトとして発売された他、2012年にニンテンドー3DS用のバーチャルコンソール対応ソフトとして配信されている。
15×15マスの問題が10問設置された初級モード。比較的易しい問題のみが収録されている。クリアする必要はない。
探検家(考古学者)に扮したマリオが森林や遺跡などのフィールドを歩いて解いていく中級モード。
探検家の帽子をかぶったワリオが街や地下道などのフィールドを歩いて解いていく上級モード。
3ステージごとに登場するミニゲーム。8×8マスの問題に隠された文字を一字ずつ解き、文章を完成させる。制限時間以内に文章を完成させられないとゲームオーバー。
マリオ、ワリオそれぞれに一つだけ用意されている、30×30マスの問題が4つ繋がった60×60の超大型ピクロス。
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計23点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、22.4点(満30点)となっている[4]。