ピアドゥ(PiaDo)は、青森県八戸市沼館四丁目にある郊外型のショッピングセンター。核テナントはイトーヨーカドー八戸沼館店。
概要
1994年(平成6年)に八戸都市計画地区計画 沼館地区計画(再開発等促進区)[2]が策定され、それに基づき、神戸製鋼所所有の工場用地に開発された商業施設である[3]。運営・管理は、TC神鋼不動産子会社の八戸臨海開発株式会社が行っている。
八戸市内には、1980年4月、県下初の再開発ビルであるとして建てられた八戸スカイビル(十三日町)にイトーヨーカドー八戸店が核店舗として出店していた[4]。八戸沼館店の開業により、八戸店の存廃問題が持ち上がったものの、当時のイトーヨーカ堂幹部は「八戸市内での2店舗並存は可能」としてこれを否定していた。しかし、その後競争の激化や建物の老朽化を理由に八戸店のテナント契約の更新は行われないこととなり、2003年2月23日をもって八戸店は閉店[5][6]。市内のイトーヨーカドーは八戸沼館店のみとなった。
2023年3月、イトーヨーカ堂は経営合理化のため国内店舗を2割超削減し、首都圏に集約する方針を示した。それに則り、12月に2024年夏までに八戸沼館店を撤退する方針であることが、報道機関による関係者への取材で明らかになった[7][8]。その後、後継となるテナントは未定であったが、2024年4月末に八戸臨海開発とイオン東北が予約契約を結び、イオン東北系列の店舗が出店することになった[9][10]。
沿革
テナント
出店テナントの詳細および営業時間は公式サイト「ショップガイド」を参照。
ATMコーナー
全てイトーヨーカドー八戸沼館店内に設置されている。
- イトーヨーカドー北側入口近く
- セブン銀行 本店イトーヨーカドー八戸沼館店共同出張所
- イトーヨーカドー南側ATMコーナー
施設画像
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イトーヨーカドー 八戸沼館店(2007年9月)
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スーパースポーツゼビオ ピアドゥ八戸店(2007年9月)
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サンデー 八戸沼館店(2007年9月)
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ヤマダ電機 テックランド八戸店(2022年10月)
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トイザらス・ベビーザらス八戸店(2022年10月)
周辺施設・店舗
アクセス
ピアドゥ周辺のバス停位置関係略図
イトーヨーカドーがA区域
トイザらスがB区域
シンフォニープラザがC区域
- バス停留所
- ピアドゥ敷地内には次のように複数のバス停留所が設けられている。
- 「ピアドゥ前」[11]
- ホームセンター サンデー近隣、ピアドゥ開業前の停留所名は「高周波前(こうしゅうはまえ)」
- 「ピアドゥ イトーヨーカドー前」(以下イトーヨーカドー前)
- 「ピアドゥ ベイパーク前」(以下ベイパーク前)
- 運行路線
- 下記の通り「八戸市営バス」と「南部バス」により複数の路線が運行されている。
- また一部の路線が東日本旅客鉄道(JR東日本)八戸線 本八戸駅を経由している。
- 中心街ターミナル・本八戸駅方面の路線
- ■市内循環線(市営)
- 中心街ターミナル ⇒ 本八戸駅 ⇒ ピアドゥ前 ⇒ イトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ ラピア ⇒ 中心街ターミナル
- ■ピアドゥ・ラピア線(南部)
- 八戸(営) ⇒ 中心街ターミナル ⇒ 本八戸駅 ⇒ 年金事務所前 ⇒ イトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ 日東ボード前 ⇒ ラピア
- ラピア ⇒ ジェームス前 ⇒ ニトリ前 ⇒ ピアドゥイトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ 年金事務所前 ⇒ 中心街ターミナル ⇒ 八戸(営)
- 市内郊外方面の路線
- ■岬台団地線(南部)
- 岬台団地 ⇒ 労災病院前 ⇒ ラピア ⇒ ピアドゥイトーヨーカドー前
- イトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ ラピア ⇒ 労災病院前 ⇒ 岬台団地
- ■お買い物ライナー(南部)
- ラピア ⇒ ジェームス前 ⇒ ニトリ前 ⇒ ピアドゥイトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ ピアドゥ前 ⇒ 八太郎 ⇒ 河原木団地
- 河原木団地 ⇒ 石堂 ⇒ 八戸城北病院 ⇒ ピアドゥ前 ⇒ イトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ ラピア
- 企画乗車券など
- ピアドゥ・ラピア・南部バスが共同で企画し、ピアドゥ - 八戸ラピアバスターミナル間が乗降自由となるフリー乗車券「ラピアドゥ!パス」(100円:有効期間は購入当日限り)を発売している。ピアドゥ内ではイトーヨーカドー八戸沼館店1階サービスカウンターにて発売。
- 繁忙期の迂回運行
- クリスマスや年末年始の時期にはピアドゥ周辺で大規模な渋滞が発生することがあり迂回運行が実施される。
- 迂回運行は敷地内へは入らない為、「ヨーカドー前」と「ベイパーク前」は経由せず「ピアドゥ前」のみバスの発着が行われる[12]。
その他
脚注
外部リンク