『パリ20区、僕たちのクラス』(パリにじっくぼくたちのクラス、Entre les murs)は、2008年のフランスのドラマ映画。フランソワ・ベゴドーが実体験に基づいて2006年に発表した小説『教室へ(フランス語版)』(早川書房)を、ローラン・カンテ監督が映画化し、ベゴドーも脚本及び主演を務めている。第61回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞。原題の「Entre les murs」は「壁の内側」の意味。
ストーリー
パリの下町の中学校のあるクラスには、出身国の異なる24名の生徒が通っていた。そこへ国語(フランス語)教師のフランソワが教壇に立ち、問題児だらけの生徒たちと向き合ってゆく。
キャスト
- フランソワ・マラン: フランソワ・ベゴドー
- 24人の生徒 - 全員演技経験のなかった本物の中学生である。ただし、監督は生徒たちと週1回、7ヶ月にわたるワークショップを行っており、ドキュメンタリーではない。
作品の評価
映画批評家によるレビュー
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「エネルギッシュで明るいこの作品は、ドキュメンタリースタイルとドラマチックなプロットのハイブリッドで、都心近接地域(スラム地区)の高校の教師と生徒たちの交流を通して、フランスの現在と未来を見つめている。」であり、161件の評論のうち高評価は95%にあたる153件で、平均点は10点満点中8.1点となっている[3]。
Metacriticによれば、31件の評論のうち、高評価は30件、賛否混在は1件、低評価はなく、平均点は100点満点中92点となっている[4]。
アロシネによれば、フランスの28のメディアによる評価の平均点は5点満点中4.5点である[5]。
受賞歴
出典
外部リンク
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1939–1960 | |
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1961–1980 | |
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1981–2000 | |
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2001–2020 | |
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2021–2040 | |
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