ハンス・アダム2世(ドイツ語: Hans Adam II.、ヨハネス・アダム・フェルディナント・アロイス・ヨーゼフ・マリア・マルコ・ダヴィアーノ・ピウス・フォン・ウント・ツー・リヒテンシュタイン、Johannes Adam Ferdinand Alois Josef Maria Marko d'Aviano Pius von und zu Liechtenstein、1945年2月14日 - )は、リヒテンシュタイン侯(在位:1989年11月13日 - )。先代のリヒテンシュタイン侯フランツ・ヨーゼフ2世とその妻ゲオルギーナ・フォン・ヴィルツェクの間の長男。
人物・来歴
1989年に即位し、以来リヒテンシュタインの元首として統治を行ってきたが、2004年8月15日に長男のアロイス公子を摂政として統治権を譲り[1]、自らは名目上の元首としての地位のみを有することとなった。なお、リヒテンシュタイン家はオーストリア・ハプスブルク家の家臣であったという歴史的経緯からオーストリア国籍も有している。ハンス・アダム2世は、ヨーロッパの君主のなかで所有資産が最大であり(2位はモナコのアルベール2世)、約50億ドル(同時期の日本円換算で約5500億円)を所有している[2]。
子女
妻マリー・キンスキーとの間に4人の子女がある。
脚注
注釈・出典