ネヴァーオンサンデー (Never on Sunday) はフランスで生産された競走馬である。G1競走の勝ち鞍は2009年のイスパーン賞。
経歴
2007年、2008年(2歳、3歳)
2歳時の2007年10月に競走馬デビュー戦を迎え、イオリッツ・メンディザバルが騎乗してデビュー初戦で初勝利を挙げた。続く11月の一般競走もメンディザバルとのコンビでレースを制し2連勝で2歳を終えた。
3歳となり、2008年3月の実戦復帰戦もメンディザバルとのコンビでレースを制しデビュー戦以来3連勝を達成したが、4月に一般競走で4着となり連勝が止まった。5月に再びメンディザバルとのコンビで一般競走に出走したが2着、6月には以降しばらく騎乗することになるクリストフ・ルメールとのコンビで一般競走を制して4勝目を挙げた。さらに7月にはリッジウェイ賞(準重賞)を制し、9月には重賞競走初挑戦となったプリンスドランジェ賞 (G3) を制し重賞競走初勝利[1]を挙げて、3歳を終えた。
2009年(4歳)
実戦復帰戦となった4月のアルクール賞 (G2) ではトリンコに敗れて5着だったが、5月にG1競走初挑戦となるイスパーン賞に出走することになった。出走馬のなかには、2008年のブリーダーズカップ・マイルなどG1競走3勝馬のゴルディコヴァといった馬がおり、当時G3競走1勝だった当馬は9頭中4番人気という評価だった。そしてレースは重馬場のなか2着となったグリドグリに1馬身差をつけて勝利し、G1競走初勝利を挙げた[2][3][4]。続く6月のプリンスオブウェールズステークスでは2番人気に推されたが3着に敗れ、G1競走連勝はならなかった。その後、8月のジャック・ル・マロワ賞に出走したが、7着に終わった。続く10月のチャンピオンステークスでも10着に敗れた。
2010年(5歳)
明け5歳初戦は2月のガルフストリームパークターフハンデキャップに出走、コートヴィジョンの2着だった。続くパンアメリカンハンデキャップ (G3) でも2着と惜しいレースが続いた。その後、休養を挟んで10月2日のターフクラシック招待ステークスに出走したが6着に終わった。続く12月のトロピカルターフハンデキャップ (G3) では10着に敗れた。そのレースを最後に引退した。
年度別競走成績
- 2007年(2歳) 2戦2勝
- 2008年(3歳) 6戦4勝
- 2009年(4歳) 5戦1勝
- 2010年(5歳) 4戦0勝
血統表
脚注
外部リンク