ニール・サイモン(Neil Simon、1927年7月4日 - 2018年8月26日[2])は、アメリカ合衆国の劇作家、脚本家である。
来歴
ニューヨーク市ブロンクスに生まれる。父親も母親も共にユダヤ系である[3]。ニューヨーク大学、デンバー大学で学ぶ。
1961年の『カム・ブロー・ユア・ホーン』でのデビューを皮切りに、『おかしな二人』(1965年)、『サンシャイン・ボーイズ』(1972年)、『ビロキシー・ブルース』(1985年)などのヒット作を生み、ブロードウェイを代表する喜劇作家になる。映画やテレビの脚本も数多く手がけ、トニー賞、ゴールデングローブ賞、ピューリッツァー賞など多くの賞を受賞している[4]。
1983年には、彼の名前を冠したニール・サイモン劇場がブロードウェイに開場している[4]。
作品は人間の心の機微を描いた、暖かな余韻の残るものが多い。
私生活では女優のマーシャ・メイソンと結婚していた時期がある。
2018年8月26日、肺炎の合併症などによりニューヨークの病院にて死去した[2][4]。91歳没。
作品
戯曲
※日本語題は『ニール・サイモン戯曲集』1 - 6巻(早川書房)に拠る。
映画
受賞歴
ほか多数。
日本語訳著書
※すべて早川書房より刊行。
脚注
外部リンク