ニューベイ (New Bay[1]) はイギリス生産、フランス調教の競走馬、種牡馬である。主な勝ち鞍は2015年のジョッケクルブ賞(G1)。
2012年2月14日にイギリスのジュドモントファームで誕生[1]。
フランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎に入厩。2014年11月のデビュー戦で2着となり、2歳時はこの1走のみで終えている[1]。
翌2015年4月に初勝利を挙げると、いきなりの大レース挑戦となったプール・デッセ・デ・プーラン(仏2000ギニー)で2着に好走。続くジョッケクルブ賞(仏ダービー)では2着ハイランドリールに1馬身半差をつけて初G1制覇を果たした。前年まで障害競走を主戦場としていたヴァンサン・シュミノーにとっては初の平地の大レース制覇であった[2]。
夏以降はギヨームドルナノ賞、ニエル賞と2戦続けて完勝し、凱旋門賞では3連覇を狙うトレヴに次ぐ2番人気に推された。しかし、レースでは3番人気だった同期の英ダービー馬ゴールデンホーンに抜け出され、接戦の2着争いもフリントシャーにクビ差先着されて3着となった(更にハナ差の4着にトレヴ)[3]。
2016年はイスパーン賞から始動したが、エイシンヒカリの6着に沈み、初の大敗を喫した。この年はG3を1勝したのみで、秋の大舞台では愛チャンピオンステークス4着、凱旋門賞7着と振るわず、同年限りで現役を引退した[1]。
以下の内容は、Racing Post[1]の情報に基づく。
2017年からアイルランドのバリーリンチスタッド(Ballylinch Stud)にて種牡馬入りした。初年度の種付け料は2万ユーロに設定された[4]。