ナイジェル・オーウェンズ MBE(Nigel Owens、1971年6月18日 - )はウェールズのラグビーの審判員。ウェールズラグビー協会所属のプロフェッショナルレフリー。
来歴
カーマーゼンシャー州・マニズクルリグ(英語版)出身。1987年からラグビーのレフリーを始め、カーマーゼンとペンブルックシャーのU15試合が最初のレフリーとされる。2001年から欧州ラグビーチャレンジカップの国際レフリーを務め、ラグビーワールドカップでは2007年から4回連続でレフリーを担当。2015決勝ではレフリーを務めた[1]。これらが評価され、2015年の世界最優秀レフリーに選出[2]。
2020年12月、国際試合からの引退を発表[3]。
私生活
2007年、新聞「Wales on Sunday」でのインタビューで同性愛を告白。26歳のとき自殺を図っていたという[4]。
2016年に大英帝国勲章のメンバー (MBE) を叙されている。
ラグビー以外での活動
ウェールズのテレビ局・S4Cで放送されるウェールズ語によるトーク番組「Jonathan and Bwrw'r Bar ("Hit the Bar")」やクイズ番組「Munud i Fynd ("A Minute to Go")」に進行役として出演している[5]。
受賞歴
脚注