この項目では、メルボルンの球技場について説明しています。
ドックランズ・スタジアム (Docklands Stadium) は、オーストラリア ・メルボルン の都心西隣のドックランズ地区 にある開閉式ドームスタジアムである。
マーベル・エンターテインメント が命名権 を取得しており、2018年9月1日からマーベル・スタジアム の呼称が用いられている。
歴史 & 概要
2000年3月9日に「コロニアル・スタジアム」(Colonial Stadium) として開場した。2002年10月1日に電気通信 企業のテルストラ が命名権 を en:Colonial State Bank から買収して「テルストラ・ドーム」となり、その後、2009年3月1日からはエティハド航空 が命名権を取得し「エティハド・スタジアム」の呼称が用いられていた。命名権による呼称を回避する場合は「ドックランズ・スタジアム」(Docklands Stadium) と呼ばれる。
本ドームはウェーバリー・パーク の後継として建設された[3] 。テレビ放送網のセブン・ネットワーク が本ドームを所有していたが、2006年に権益をジェームス・フィールディング・マネジメント に3億3千万豪ドル で売却[4] 。
ウェーバリー・パークと同様、オージーフットボール の利用を念頭に建設されている。オーストラリアではこの規模の球技場は大部分クリケット のために設計された。
本ドームとメルボルン・クリケット・グラウンド はオージーフットボールトップリーグAFLのメルボルンのチームの本拠地として使用される。
オージーフットボールのオフシーズンである10~2月には、サッカー ・Aリーグ のメルボルン・ビクトリーFC のホームとして使われる。クリケット、ラグビー (ユニオン)、ラグビーリーグ のほかコンサート ・プロレス ・ボクシング の開催実績がある。ラグビーワールドカップ2003 の試合会場としても使用され、7試合が開催された。2015年には当地でスピードウェイ・グランプリ 最終戦のオーストラリアグランプリ が13年ぶりに開催[5] 。決勝レースで地元のジェイソン・ドイル が転倒し、失格する騒ぎがあり、アメリカのグレッグ・ハンコック が優勝。総合ではイギリスのタイ・ウォフィンデン がタイトルを獲得した。
スタジアムの特徴
競技面上38メートル の屋根は東西方向に8分 間で開閉できる。
移動式座席
コロセウム 型構造
2面の場内向け大型カラー動画ディスプレイ
場外向けディスプレイ
1,000 テレビ座席
13 宴会場
66 企業ボックス
メダリオン・クラブ (The Medallion Club) メンバー専用クラブ
地下駐車場 2,500 台収容
楕円形の天然芝競技面 19,053平方メートル (170m x 140m)
700台を超える 2000ワット 照明。
イベントの種類により収容人員は 12,000 - 74,000人。
AFL試合時の収容人員は 53,355人。
アクセス
サザン・クロス駅 から徒歩数分。
出典
^
Etihad Stadium Populous Architekten
^ City to get $200m high-tech stadium Archived 2005年6月18日, at the Wayback Machine . THE AGE
^ “Victorian Venues ”. Australian Football League. 2009年5月8日 閲覧。
^ “Seven sells Telstra Dome stake” . News Limited . (2006年7月21日). http://finance.news.com.au/story/0,10166,19541007-31037,00.html
^ Speedway GP Series Returns to Australia in 2015
外部リンク