トラニャロ(Tôlanaro)またはタウランニャロ(Taolagnaro)は、マダガスカルの都市。フランス語名はフォール・ドーファン(Fort Dauphin)。
マダガスカル南部のトゥリアラ州に属する。インド洋に面する港町であり、現在は南部の中心都市のひとつとなっている。
この地にフランス東インド会社が砦を築き、植民を開始したのは1643年である。砦は当時の皇太子(後のルイ14世)にちなんでフォール・ドーファン(皇太子の砦)と名づけられた。砦は本国からの支援をある程度受け、100人程度の植民者も送り込まれたものの、現地政治の対立や疫病に苦しめられ、最終的にアンタヌシ族の攻撃によって1674年に撤退を余儀なくされた。[2]
市内の移動には、タクシーが便利である。近年は、タクシーより安価に利用できる三輪タクシーが増えてきているが、安全面ではタクシーに劣る。市の中心部は徒歩で歩いて回ることが出来るが、人通りの少ない海岸部や、夜間などに一人で出歩くのは避けた方がよい。
特にベレンティー私設保護区への玄関口となっているため、多くの観光客が訪れる。
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