トゥーン・ディズニー(Toon Disney)は、ウォルト・ディズニー・カンパニーが運営していたアニメ専門チャンネルである。
概要
ディズニー・チャンネルに次ぐ2つ目のディズニー作品専門チャンネルとして、本国のアメリカでは1998年4月に放送を開始した。
日本では2005年12月1日より放送を開始[1]。ディズニー・チャンネルと同様に、国内のディズニーの事業を統括するウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の放送事業部門である『ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパン』により運営されていた。スカパー!では電気通信役務利用放送(衛星役務利用放送)の事業者でもあるが、スカパー!e2ではインターローカルメディアに放送事業を委託していた。
番組は大きく2つのゾーンに分類されており、一方はディズニーが制作した作品向けの「トゥーン・ディズニー」、もう一方は男児向けのアクション・アドベンチャー番組や日本のアニメ作品を放送する「ジェティックス」(JETIX)である。
日本での番宣CMのナレーションは山田真一と郷里大輔(「JETIX」のみ)が担当した。※JETIXのナレーションで女性も担当した。
ディズニー・チャンネルとは対照的に契約世帯の獲得に苦戦したことなどから、2009年(アメリカでは2月13日、日本では8月1日)には全時間帯で男児向けの番組編成に特化した『ディズニーXD』にリニューアルした[2](参考資料)。なお、日本では宣伝時などに『ドラマ!アニメ!映画!ディズニーXD』という名称が用いられることが多い。
番組枠
トゥーン・ディズニー(Toon Disney)
さまざまなディズニー作品を放送。番組の前後にはミッキーマウスやドナルドダックをはじめとするディズニーの名キャラクターたちが登場し、番組に華を飾った。
また、2007年2月3日からは「ビッグ MOVIE ショウ!」という映画専用の兄弟枠が加わり、週末の9時と15時や月曜の昼に設定されていた。記念すべき『くまのプーさん 完全保存版』が第一回目に放送された。2009年7月31日の放送をもって終了し、2年間の歴史に幕を閉じた。『トイ・ストーリー』で最終回に放送された。
- 主な作品
ジェティックス(JETIX)
ディズニー以外の作品を含む、男児向けのアクション・アドベンチャー作品を集中的に放送する時間枠。毎日17時から20時までと22時から25時までの6時間にわたって編成されていた。
日本のアニメ作品については、ほとんどがテレビ東京かABCテレビ(朝日放送)が製作したものである。2005年12月1日放送開始。記念すべき、『ハウス・オブ・マウス』が第一号に放送された。2009年7月31日の放送をもって終了し、4年間の歴史に幕を閉じた。日本テレビやTBS、NHK番組の日本アニメ作品は放送されていない。『ブランディ アンド Mr.ウィスカーズ』で最終号に放送された。
- 主なオリジナル作品
- 主な日本のアニメ作品
関連項目
脚注
- ^ “ディズニー 国内で新たなアニメチャンネル設立(9/1)”. アニメ!アニメ!. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “国内トゥーンディズニー 8月ディズニーXDにブランド変更”. アニメ!アニメ!. 2021年3月31日閲覧。