デュッセルドルフ・アレーナ(Düsseldorf Arena)は、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフにあるサッカー専用スタジアム。フォルトゥナ・デュッセルドルフがホームスタジアムとして使用している。ライン近くにあったラインシュタディオンを解体した上、2004年に完成した。
概要
スタジアム当初はLTUインターナショナルが命名権を取得して、LTUアレーナと呼ばれていた。命名権が切れた2009年以降、エスプリ・ホールディングス(英語版)が新たに取得し、エスプリ・アレーナになった[1]。2018年にゲーミング会社ガウゼルマンが命名権を取得。メルクール・シュピール=アレーナ (Merkur Spiel-Arena)と命名された。契約は10年間で1シーズン当たり300万ユーロとなる.[2]。
スタジアムは51500人収容とFIFAワールドカップ基準を満たしているが、2006年のFIFAワールドカップドイツ大会の会場には選ばれなかった(同じヴェストファーレン州からはドルトムント、ケルン、ゲルゼンキルヒェンの3都市が選ばれている)。NFLヨーロッパのワールドボウルでは2005年と2006年に行われた。サッカーのフォルトゥナ・デュッセルドルフの本拠地でもある。
2010年にはアメリカンフットボールの国際親善試合ジャーマン・ジャパン・ボウル(ドイツ語版)が、2010年と2011年にはレース・オブ・チャンピオンズが、2011年に第56回ユーロビジョン・ソング・コンテストの会場に決定した。ただしデュッセルドルフ市の意向によりデュッセルドルフ・アレーナとして変更された[3]。なおサッカーの国際試合も同様。2022年のサッカー日本代表親善試合やUEFA EURO 2024の会場としても使用予定。
またボクシングとしてはウラジミール・クリチコの世界タイトルマッチを2010年3月(対戦相手:エディ・チェンバース)と2012年3月(同:ジャン=マルク・モルメク)に行われた。
2024年のEHF EURO2024開幕戦では53,586人を動員[4]。
2025年夏季ワールドユニバーシティゲームズ開会式も当地で開催予定
開催された主な試合
ギャラリー
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スタジアム周辺の空撮
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2011年の外観
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2005年の内観
エアベルリン・ワールド
エアベルリン・ワールドはユーロビジョン・ソング・コンテスト2011開催に伴い、作られた臨時仮設スタジアム。エア・ベルリンが命名権を取得した[5][6]。愛称はレナ・アレーナ[7]。フォルトゥナ・デュッセルドルフのホーム残り3試合とUEFA U-17欧州選手権2011予選の ドイツVS ウクライナが行われた。
脚注
関連項目
外部リンク