ディナーラッシュ |
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Dinner Rush |
監督 |
ボブ・ジラルディ |
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脚本 |
リック・ショーネシー ブライアン・カラタ |
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製作 |
ルイス・ディジャイモ ボブ・ジラルディ[1] パティ・グリーニー |
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製作総指揮 |
フィル・スアレズ ロバート・チーレン ロバート・スチュアー マイケル・ボーモール |
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出演者 |
ダニー・アイエロ エドアルド・バレリーニ |
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音楽 |
アレクサンダー・ラサレンコ |
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主題歌 |
GOAT(Andrew Rosen) 「STAR」 |
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撮影 |
ティム・アイヴェス |
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編集 |
アリソン・C・ジョンソン |
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製作会社 |
Access Motion Picture Group (Entertainment Capital Group company) Giraldi-Suarez-DiGiaimo Productions |
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配給 |
Access Motion Picture Group
シネマパリジャン |
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公開 |
2001年9月28日
2002年9月14日 |
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上映時間 |
99分 |
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製作国 |
アメリカ合衆国 |
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言語 |
英語 イタリア語 フランス語 |
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興行収入 |
$1,075,504[2]
![アメリカ合衆国の旗](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a4/Flag_of_the_United_States.svg/25px-Flag_of_the_United_States.svg.png) $638,227[2] |
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『ディナー・ラッシュ』(Dinner Rush)は2000年のアメリカ合衆国の犯罪ドラマ映画。監督はボブ・ジラルディ、出演はダニー・アイエロとエドアルド・バレリーニなど。ニューヨークのレストランを舞台に、様々な人間模様を殺人事件を絡めて描いた一夜の群像劇である。2000年9月1日にテルライド映画祭にて初公開[3]。
監督のボブ・ジラルディは舞台となったレストランの実際のオーナーであり、また映画はわずか21日間で撮影された[4]。
日本でのキャッチコピーは、秘密の晩餐会へようこそ。
ストーリー
ニューヨークのトライベッカ区で25年続くレストラン「ジジーノ」は伝統的な家庭料理の店だったが、オーナーであるルイスの息子で天才料理人のウードがお洒落なイタリアンに変え、今や大評判の有名店になっていた。その変貌が気に食わず、息子に経営権を譲らないルイス。ルイスの古くからの親友エンリコが、ノミ屋稼業の競合でクイーンズ区のギャングに射殺されたことも、ルイスを落ち込ませていた。
客が殺到し、ラッシュのようになるディナータイムの「ジジーノ」店内。エンリコを殺した二人のギャングが店を訪れ、経営に参画させろとルイスに迫った。はぐらかしながらスタッフや客たちに気を配るルイス。副シェフのダンカンは腕は確かだがギャンブル依存で、ギャングたちから大金の返済を迫られていた。そんなダンカンのことも見捨てない昔気質なルイス。
厨房とフロアが慌ただしく交錯し、個性豊かなスタッフと客たちがそれぞれの生き様を垣間見せる中、ルイスと話すために地下のトイレに降りるギャングたち。ギャングの前に現れたのは、ずっと店内で過ごしていた一人の男性客だった。ギャングたちを射殺して店を去る男。彼はルイスが雇った殺し屋だったのだ。ダンカンの借金も帳消しとなり、レストランの長い一日は終った。
キャスト
- 支配人 ルイス・クローパ
- 演 - ダニー・アイエロ、日本語吹替 - 菅生隆之
- ウードの腕は認めるものの、明らかな確執がある。親友であるエンリコを借金の件で殺されている。
- 料理長 ウード・クローパ
- 演 - エドアルド・バレリーニ、日本語吹替 - 小山力也
- ルイスの息子。NYでも有名な一流人気シェフ。店のオーナーで父親でもあるルイスにオーナーの権利を譲るよう懇願している。
- 副料理長 ダンカン
- 演 - カーク・アセヴェド、日本語吹替 - 桐本琢也
- ギャンブル狂。ルイスに可愛がられているが、自分の借金のせいでルイスの親友を殺されてしまう。
- 事務係 ニコーレ
- 演 - ビビアン・ウー、日本語吹替 - 浅野まゆみ
- ダンカンの恋人。ウードとも関係を持った事があるが、今はダンカンと付き合っている。ホールスタッフのまとめ役。
- ウェイトレス マルティ
- 演 - サマー・フェニックス
- 画家を目指しているウェイトレス。店に飾ってある絵は彼女の作品。
- バーテンダー ショーン
- 演 - ジェイミー・ハリス
- 雑学博士。おちゃらけたバーテンだが、雑学では負けなし。雑学クイズの賭けをしている。
- バーの客 ケン
- 演 - ジョン・コーベット、日本語吹替 - 鈴木正和
- 一人で呑んでいる証券外務員。表向きは証券外務員だが、裏の稼業で請負屋もやっている。
- 客 フィッツジェラルド
- 演 - マーク・マーゴリス、日本語吹替 - 中博史
- 画商。お高くとまったやり手の老画商、著名な新人アーティストを連れて来ては連れ自慢をしている。
- 料理評論家 ジェニファー
- 演 - サンドラ・バーンハード
- ウードの恋人。NYでは有名な評論家。カツラで変装して来店する。
- ギャング カーメン
- 演 - マイク・マッグローン、日本語吹替 - 相沢正輝
- ダンカンに金を貸しているギャング。ギャンブルの胴元。ダンカンの借金の件で店を買収しようとする。
- ドルリー刑事
- 演 - ウォルト・マクファーソン
- ルイスと親しい現役刑事。ルイスに招待され妻と店にやってくる。
- エンリコ
- 演 - フランク・ボンジョルノ
- ルイスと事業を起こしていたが、ギャングに殺される。
- ナタリー
- 演 - ポリー・ドレイパー
- エンリコの娘。ルイスとも親しく、一人娘がいるが、父親が殺された件で、ルイスに少なからず恨みを持つ。
受賞歴
- セントルイス国際映画祭観客賞
- サラトガ映画祭最優秀観客賞
出典
外部リンク