チベン製薬(ちべんせいやく)は、大阪府茨木市に本社と工場を置く製薬会社である。
大阪家庭薬協会に加盟している。
初代代表取締役の吉井祥二氏の実母は、宗教法人辯天宗の宗祖であった大森智辯(旧名:清子)である。(高校野球で知られる智辯学園は大森智辯の発願で建設された学校)
明治42年生まれで奈良県吉野飯貝の出身であった智辯は、小学校入学前に祖母に連れられて山に入り、薬草を採取していた。
智辯の並外れた薬草の知識は祖母から教わったもので、幼いころの将来の夢は薬剤師であった。
小学校2年の時、生家の柱に「あさおきて きものきて おくすりとって がっこうたてて」と落書きをする。「おくすりとって」はチベン製薬株式会社、「がっこうたてて」は智辯学園へとつながるエピソードとして語り継がれている。
昭和4年に高野山真言宗の僧侶大森智祥氏と結婚。そして昭和9年に大辯才天女尊から天啓を享け、その後は宗教家としての人生を歩む。
神からの霊示をもって人々を救う修行の道の中で智辯は、薬草を用いて病気で苦しむ人々を救っていった。これがチベン製薬の源流となる。
後に智辯の次男:祥二氏が薬剤師の資格を取り、昭和32年にチベン製薬を創業した。
薬は「胃腸煎」「女神湯」「妙音湯」「水気下し」などの漢方薬をはじめ、湿布薬、軟膏薬、ドリンク剤などがある。
中でも漢方湿布薬の「喜世効」、軟膏薬の「雪妙」はチベン製薬のブランド製品で、使用者から長く愛されてきた。
総本山宇賀山妙音院如意寺|飛龍山冥應寺|東京別院
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