チキニ駅(チキニえき、インドネシア語:Stasiun Cikini)は、インドネシアのジャカルタ首都特別州中央ジャカルタ市(インドネシア語版)メンテン区(インドネシア語版)にある、KRLコミューターラインの駅。線路としてはインドネシア鉄道会社のジャカルタ線(インドネシア語版)上の駅であるが、路線系統として通勤列車であるKRLコミューターラインのボゴール線が乗り入れる。
歴史
駅自体の開業年月日は不明。1993年に日本のODAにより高架化され、駅にはエスカレーターも設置された[2]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する3階建ての高架駅。
のりば
番線 |
路線 |
行先
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1
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ボゴール線
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コタ方面
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2
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ボゴール線
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ボゴール方面
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駅周辺
チキニ・メンテン地域は、古くからの高級住宅街で副大統領公邸や各国の大使公邸などの大型住宅も並んでいる落ち着いたエリアで、駅前の4棟建てアパートメント「Menteteng Eksekutif」の裏手、西側には「スラバヤ通り(JL.Surabaya)」と称する骨董品街は松任谷由実の『水の中のASIAへ』に収録された楽曲「スラバヤ通りの妹へ」の舞台となった[3]。
隣の駅
- KRLコミューターライン
- ボゴール線
- ゴンダンディア駅 - チキニ駅 - マンガライ駅
脚注
- ^ Buku Informasi Direktorat Jenderal Perkeretaapian 2014 (PDF). Jakarta: Direktorat Jenderal Perkeretaapian, Kementerian Perhubungan Indonesia. Diarsipkan dari versi asli (PDF) tanggal 1 Januari 2020.
- ^ 出典・『東南アジアを走るニッポンの廃車両』「海を渡って活躍する日本の名車たち①インドネシア」
- ^ 参考文献・古賀俊行著『インドネシア鉄道の旅 魅惑のトレイン・ワールド』「第2章 日本の中古電車が活躍するジャポデタベック電鉄」2010年~2012年にかけて在インドネシア大使館総務書記官として赴任した著者が、この駅前の4棟建てアパートに暮らして、駅周辺について本書で記述している。
参考文献
- 鉄道史学会会員 斉藤幹雄著『東南アジアを走るニッポンの廃車両』枻出版 2011年6月30日発行
- 在スラバヤ日本国総領事館首席領事 古賀俊行著『インドネシア鉄道の旅 魅惑のトレイン・ワールド』潮書房光人社 2014年7月14日発行
関連項目
外部リンク
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